ヘンリー王子が英国永住を決意か「昔の生活を懐かしがっている」と王室専門家
東スポWEB / 2024年6月10日 13時50分
ヘンリー王子は英国に「恒久的な」拠点を持つことを望んでおり、英国での住居の確保を真剣に考えていると王室評論家が指摘した。英紙ミラーが9日に報じた。
ヘンリー王子は2020年に王室から退き、妻のメーガン妃と米国に居住している。昨年にフロッグモア・コテージから撤去を命じられて以来、英国を訪問する際に戻る正式な住居がなくなったものの、英国に拠点を置くことにまだ熱心であるようだ。
王室専門家のトム・クイン氏は「時が経つにつれ、ヘンリー王子は英国での昔の生活を懐かしく思うようになりました。必然的に、アメリカでのすべてが新しくて刺激的だった新婚生活は終わりを迎え、王子はバラ色の眼鏡を通して過去を振り返っています」と語った。
同氏は「ヘンリー王子はオールド・イートン校の友人や軍の友人に会えなくてさびしい思いをしている。彼らの多くはメーガンとうまくやっていけず、王子を訪ねてこなくなった。ヘンリー王子は英国に永住の地を見つけると決意しており、それが英国の納税者に自分の身の安全(保障の費用)を支払わせる訴訟を続けている理由の一つだ」と付け加えた。
ヘンリー王子が英国に居を構えたいという希望は、英国内務省との法廷闘争を続ける中で生まれたものでもある。王子は、英国を訪問した際の個人的な警備のレベルを変更するという控訴院判事の決定に対する異議申し立てを却下した高等法院の判決に対して控訴を起こしている。
ヘンリー王子が最初にこの訴訟を起こしたのは、警察を管轄する省庁である内務省が20年2月に英国滞在中の自動的な個人的な警察警備の権利を剥奪した後からだった。訴訟やメーガン妃の意向など障害は多いが、ヘンリー王子は母国に〝安息の地〟を見つけられるだろうか。
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