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【超RIZIN】マニー・パッキャオがメイウェザーをバッサリ「フロイドは対戦相手を選ぶ」

東スポWEB / 2024年6月10日 15時12分

会見したマニー・パッキャオ(左)と鈴木千裕

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)の会見が10日に都内で行われ、RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)と対戦するプロボクシング元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(45=フィリピン)が意気込みを語った。

試合は68キロ契約のRIZINスタンディングバウト特別ルール(3分3ラウンド)で行われる。非公式試合ではあるものの、榊原信行CEOはパッキャオの強い希望により「エキシビション」という言葉は使わないことになったとして「これは〝ザ・ファイト〟。本気のどつき合いを見て欲しい」と説明。グローブは8オンスを使用し判定決着はないだけに「ポイントゲームじゃない、やるかやられるかの試合をする」と話した。

鈴木と共に会見に臨んだパッキャオは「日本で最初で最後にした試合が1998年で、その時は1ラウンド(R)で終わらせた。今回もミッションとしては同じことをやりたい。これはエキシビションではありません。KOを目指して戦う試合になるので見逃さない方がいいと思います」と力強く話す。

対する鈴木から「ボクサーのパンチは当たらないです、パッキャオには。でも僕はボクサーじゃないんで。MMAファイターのパンチは当たるんで。僕はボクシングを学ばせてもらいますけど、僕はパッキャオ選手にMMAの打撃を学ばせます」と宣戦布告されると「とても楽しみにしています。どんなものかやってみようじゃないか」と余裕しゃくしゃくで切り返した。

さらにMMAファイターとの対戦を受諾した理由を「自分に対してのチャレンジで、MMAの選手と勝負がしたいと思ったからです。ボクシングルールに準じたものになるので通常と同じような準備をしたいと思います」と断言。さらに「良いパフォーマンスをして楽しんでいただいて、また呼んでもらえるといいなと思っています」と笑顔で継続参戦に含みを見せた。

一方ですでにRIZIN参戦経験のある〝宿敵〟フロイド・メイウェザーについての話題になると表情を一変。過去に2回参戦し那須川天心、朝倉未来と対戦したが、その試合の感想を問われると不愉快そうに「フロイドは対戦相手を選ぶが、私は私に挑戦したい人がいれば誰とでも戦う。フロイドと私を一緒にするのは違う」と吐き捨てるのだった。

フィリピンの英雄参戦はRIZINにどんな化学反応を起こすか。

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