【巨人】阿部監督が悩める大砲・岡本和真を気遣う「一番打ちたいのは本人」

うつむいてベンチに戻る岡本和真。右は阿部監督

巨人の阿部慎之助監督（４５）が１０日に悩める大砲・岡本和真内野手（２７）の心情を察した。

岡本和は９日まで行われたオリックスとの３連戦（東京ドーム）で１０打数無安打と大苦戦。チームも３連敗を喫するなど４番の低迷が直接影響した。９日の試合後には「来週打てるように頑張ります」と淡々とした様子でグラウンドをあとにした岡本和。交流戦後半戦に向けて復調が待たれている。

阿部監督もその苦しい心境は理解している。「本人が一番打ちたいだろ。そうだよ。打ちたいと思っているのは本人だよ。こっちは打ってほしいと思っているけど、一番打ちたいのは本人。それだけだよ」と悪戦苦闘を続ける主砲に同情。指揮官としては復活の時を静かに待つことを強調した。

とは言え元気のない打線には頭を悩ませているようで…。「（打線の起爆剤はいるか？）いたら呼んでるよ（笑い）。『代打、オレ』だよ」と自虐交じりに冗談も飛ばした阿部監督。ボスを指揮に専念させるためにも、岡本和の早期復活は絶対条件だ。