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【柔道】角田夏実の引退を翻意させた今井コーチ 夢舞台へ妥協なし「金メダル以外は考えてない」

東スポWEB / 2024年6月11日 6時11分

大学で特別講義を行った角田夏実

夢舞台にかける思いとは? 柔道女子48キロ級でパリ五輪代表の角田夏実(31=SBC湘南美容クリニック)が10日、千葉・浦安市のSBC東京医療大で特別講義を実施。約200人の学生を前に「(自身が出場する)7月27日、パリでいい結果を残せるために勝っていきたい」と必勝を誓った。

角田は学生時代から52キロ級だったが、同階級には阿部詩(パーク24)がいるため、五輪出場を見据えて2019年に1階級下の48キロ級に転向。しかし、21年東京大会の出場を逃した。

15年から角田を指導している今井優子コーチ(38)は「東京で出場がかなわなかった時は『本当に引退したい』と言っていて、かなり落ち込んでいた。ただ、21年の世界選手権で優勝したこともあって、私は『(次の五輪まで)あと4年だとキツいけど、いつもより(1年)短い。後悔のないように一つずつやってみよう』と話した」。東京大会がコロナ禍で1年延期されたことを踏まえ、3年後までの現役続行を提案した。

そこから角田は22、23年の世界選手権も制し、満を持して昨年6月にパリ行きの早期内定を獲得。今井氏は「五輪に出場することを、目標にやってきたからうれしい。本人は『五輪をもう一回目指すと決めたから、今のままじゃダメだ。今までは柔道を楽しみながらしていたけど、それでは五輪代表になれない』と話していた。(東京五輪を逃して)考え方や(競技への)取り組み方が大きく変わって、精神面がすごく成長した」と教え子の成長を喜んだ。

大舞台を前に、今井氏は「私も彼女も、金メダル以外は考えてない。そのために残りの期間も、妥協せずに準備していく」ときっぱり。一時は引退へと傾いた角田が、強力なサポートを受けて五輪の頂点を目指す。

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