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小池都知事3選へ視界良好か 永田町では「蓮舫氏の自爆」「文春砲不発」を追い風と分析

東スポWEB / 2024年6月11日 6時12分

自民党からも支援を受けることになりそうな小池都知事

いろいろあったが…。小池百合子東京都知事が12日にも都知事選(20日告示、7月7日投開票)に立候補を表明する見込みとなった。カイロ大卒を巡る学歴詐称騒動に直面するも文春砲の追撃は不発に終わり、立憲民主党の蓮舫参院議員の自爆劇も追い風となって、3選に向け、都知事選告示前にして〝視界良好〟となってきた。

小池氏は都議会閉会日となる12日の本会議で、立候補を表明するとみられる。当初、先月末に表明する準備を進めていたが、小池氏や自民党が支援する候補者の相次ぐ選挙での連敗で、チャンスとみた蓮舫氏が立候補を表明。選挙戦略の練り直しを余儀なくされていた。

ただ、一時は脅威とされた蓮舫氏だが、街頭演説で「ご支援よろしくお願いします」と呼びかければ、枝野幸男氏が「蓮舫さんを勝たせてください」と発言したことに、公職選挙法で定める事前運動に当たるのではないかという指摘があり、SNSを中心に炎上。さらに共産党による蓮舫氏支援のビラ配布も「グレーゾーン」と騒ぎとなって、自爆劇となっている。

小池氏の懸案材料だったカイロ大卒を巡る学歴詐称騒動も、火付け役となった月刊「文芸春秋」は10日発売号で続報がなかった。この日、都知事選に立候補を表明した小池氏の天敵で知られる元自民党で新党やまと代表の小林興起氏は、小池氏がカイロ大卒業に当たる学位を得ていないとの証明書を発表。アンチ小池派は色めきたったが、その証明書自体の真贋論争となり、決定打とはならない見込みだ。

都議会で小池氏の学歴詐称問題を追及していた上田令子都議はこの日、「小池都知事のカイロ大学卒業証書・卒業証明書の提出に関する決議」「小池都知事の不信任決議」の2案を議会局に提出。蓮舫氏を支持する立憲や共産の各会派が同調するかが見ものとなるが、自民、都民ファ、公明党により否決される見込みで、都議会は嵐が起きることなく閉会することになりそうだ。

「都知事選は17日間の長丁場で、期間中にまだ文春砲などが出る可能性もあるが、不出馬に追い込まれるほどの爆弾は出ることはなかった。むしろ小池氏が落選し、蓮舫氏が都知事になる〝最悪ケース〟を危惧する声が噴出し、保守界わいも小池たたきから一転して、猛烈な蓮舫バッシングで、追い風が流れている」(永田町関係者)

都知事選は最後に出馬表明した候補が勝利する〝後出しジャンケン〟が強いとされ、現職が過去、負けたことはないとあって、小池氏が〝横綱相撲〟を見せることになるのか。

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