1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

【RIZIN】青木真也 リベンジ達成の堀口恭司に鋭いメス「時が経過したんだなって…」

東スポWEB / 2024年6月11日 11時2分

青木真也(左)と堀口恭司

〝史上最強のメイド・イン・ジャパン〟はどこへ向かうのか。9日の格闘技イベント「RIZIN.47」(代々木)で、RIZINフライ級王者の堀口恭司(33)がセルジオ・ぺティス(30=米国)に判定勝ちでリベンジを果たした。今後の動向が注目される男に〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が鋭くメスを入れた。

2年半前の対戦では終始有利に進めながら、4ラウンド(R)にバックブローを受け、逆転のKO負け。しかし、今回のリマッチでは再三テークダウンを奪うと相手の攻撃を封じ、3R判定勝ちを収めた。完勝に見えるこの試合だが、青木は「正直、時の流れの残酷さを感じながら見ていたよ」と声をしゃがれさせる。

その理由を「昔の堀口恭司さんって圧倒的に強くて、みんなで『スゲー!』って言いながらありがたく仰ぎ見るモノだったじゃん。だけど今は気づけば、みんながハラハラしながら応援していた。時が経過したんだなって思ったよ。正直、年齢的に消費されるフェーズに入ったんだと思う」と説明した。

青木は近年、格闘家の「ピーク」が早まっていることを感じているという。幼少期から格闘技に取り組んだアスリート型の選手が増えたこともあり「世界的なレベルで戦おうと思ったら今は26~29歳がベストの時期だ。だから(30歳の)朝倉海でも実は滑り込みギリギリ。実際、UFCは30歳を過ぎた選手をそもそも取らないっていうくらいになりつつある」とメガネを光らせる。

今後、ますます30歳以上の格闘家の生き残りが難しい時代になると見る。「30代からは伸びしろも可能性もない。それでも続けられるのは20代で特別なものを築いたヤツか、世捨て人のどちらかだ」。

青木自身は41歳で現役を続けている。「俺も30歳以降(格闘技の)伸びしろはなかった。だけど、違うところに伸びしろがあったから、どうにかなったんだよ」というのが自己分析の結果だ。「堀口さんにも、この違う伸びしろがあるかどうか。それを見つけられるかどうか。UFC再挑戦が難しい手詰まりに見える今の状況を打破できるかどうかのポイントはそこだと思う」と老婆心をあらわに語気を強める。

最後に「それはそれとして、パッキャオと鈴木千裕の試合って誰が花束を贈呈するのかが一番気になるよね! メイウェザーの時がアレだったから、今回はやっぱり、つばさの…(以下略)」と余計なことを口走りつつ、後楽園ホール方面に自転車で走り去った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください