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元WBC王者ライアン・ガルシアが逮捕後に自身のSNSで解放運動「誰も傷つけてない」

東スポWEB / 2024年6月11日 18時41分

ライアン・ガルシア(左=ロイター)

ボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(25=米国)が米ロサンゼルスで逮捕された騒動が、広がりを見せている。

ガルシアは先週末、ビバリーヒルズの高級ホテルで1万5000ドル相当(約235万円)の器物損壊容疑で逮捕された。米メディア「TMZスポーツ」は「ガルシアはアルコールか薬物の影響下にあったようだ」と報道。その後に釈放され、治療のため病院に収容されたとも伝えられる中、問題児の新たな行動がさらなる波紋を広げている。

メキシコメディア「RECORD」は「ライアン・ガルシアがオンライン運動を開始『ライアンを解放せよ』」と題する記事を掲載。「ガルシアは(逮捕翌日の)日曜日にX(旧ツイッター)に『ライアンを解放せよ』というスローガンのもとトレンドを立ち上げ、解放への支援を求めた。また、ガルシアは投稿の中でフォロワーに祈りを求めた。『祈りの戦士たちよ、祈りをお願いします。たくさんの祈りを。祈りは山を動かすことができます。主イエスよ、私をお救いください』」と報じた。

その上で「さらにガルシアは、ドナルド・トランプやブリトニー・スピアーズといった公人と自分の状況を比較した」と記し、ガルシアがSNSに投稿したコメントを引用。「トランプも私も刑務所にいるなんておかしい。彼が刑務所にいるかどうかは知らないが、有罪判決を受けたことは知っている。これは最悪だけど、私はイエスを愛しているから大丈夫」「ライアン・スピアーズみたいだ。別名ブリトニー・スピアーズ。最悪だ。私は誰も傷つけていない。ただ愛しただけ。誰もが人々のために祈った。そして、この残酷な世界を変えようとしている。愛している」と伝えている。

ガルシアは4月、WBC世界スーパーライト級王者デビン・ヘイニー(米国)との試合の前日計量で体重超過し、その場でビールをガブ飲み。その後にドーピング違反まで発覚した。今回の行動の真意は不明だが、その〝奇行〟に拍車がかかっているようだ。

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