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鈴木宗男氏 出入国管理法改正を目指す小泉法務相に注文「職員の士気が落ちない正当な評価を」

東スポWEB / 2024年6月11日 21時1分

参院法務委員会で質疑する鈴木宗男議員

鈴木宗男参院議員は11日に開かれた参議院法務委員会で、出入国管理法の改正案についての質疑を行った。

働き手が不足している分野で外国人を確保するために技能実習制度を廃止し、新たな育成就労制度を設ける入国管理法などの改正案は、同委員会で審議が行われた。質疑に立った各党の委員たちからは、同改正案に対する問題点を指摘する意見も出た。

宗男氏は「永住者の在留資格の取り消しに対して、何かあればすぐ取り消されるという短絡的に受け止められる話を(他の委員から)聞かされました。私はルールを守っていればなんでもないことだと、私はこれが基本だと思うんです。これは外国人のみならず日本人も一緒。ルールを守らないと当然の責任を負わされるのは当たり前です。大臣、ここは(法改正に向けて)情報開示というか、丁寧に説明することが大事だと思う」と質問した。

これに小泉龍司法務相は「永住者の方たちが法案の内容が複雑であり、全部伝わっていない段階で心配する気持ちはよくわかります。議論は重要であり、それを生かしながら、わかりやすいガイドラインを作って、早く説明する形を作りたいと思います」と答えた。

宗男氏は「そこのところの周知徹底をお願いします」と訴えると「これまで不正な事件もあったと思いますね、ただ、私は入管は頑張っていると思っているんです。ひと握りのごくわずかな人の不祥事で、入管全体がダメだという位置づけはあってはならんと思います。多くの者はまじめに働いている。ぜひとも大臣、(職員の)士気が落ちないようにまじめにやっている者には正当な評価をしっかりやってほしい」と述べた。

小泉氏は「入管にも法務相にも一生懸命やっている人はたくさんいますが、しかし結果として批判を受ける場面もあります。しっかりを批判を受けながら、誇りをもって働いているスタッフにやりがいを見失わないような組織であるのような姿勢を示していくことは、重要な点だと思います」とした。

最後に宗男氏は「入管や矯正施設で頑張って働いている人たちに必要なのは(法務相が)誇りや勇気を与えることです。『わかっているぞ!』という気持ちが信頼関係になるし、今の大臣の答弁で結構です」とした。

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