菊池風磨 新メンバー募集＆山Ｐ楽曲オファーの〝策士〟ぶり 中島健人脱退を帳消し

菊池風磨

ＳＴＡＲＴＯ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴの「ｔｉｍｅｌｅｓｚ」菊池風磨（２９）が、旧ジャニーズ事務所時代を含めてともに初となるグループの新メンバーオーディション、〝辞めジャニ〟からのプロデュースを打ち出し、話題になっている。

１０日深夜放送の「レコメン！」（文化放送）内の番組「ｔｉｍｅｌｅｓｚのＱｒｚｏｎｅ」に菊池、佐藤勝利、松島聡の３人が出演。新メンバーオーディションについて言及した。５月１日～６月２日の応募期間で１万８９２２件のエントリーがあったことに松島は「ビックリした」と話し、菊池も「とにかく数が多くて」と早くも選考を開始していることを明かした。

ｔｉｍｅｌｅｓｚは、旧ジャニーズを退所した俳優の山下智久に楽曲プロデュースを依頼。グループと同名ＥＰ「ｔｉｍｅｌｅｓｚ」（１９日リリース）で、山下はリード曲「Ａｎｔｈｅｍ」を作詞した。

１９７５年に旧ジャニーズが設立されて４９年の歴史の中で、既存メンバーがグループの新メンバーを選考するのも、現役グループが旧ジャニーズを退所した辞めジャニからプロデュースされるのも、ともに初だ。

これらの実現にこぎつけたのが菊池の手腕といわれる。

芸能関係者は「山下は菊池が立ち上げた個人ファンクラブに入ると表明したほど菊池と良好な関係を築いているので、プロデュースの話もうなずけます。オーディションも最終的には３人全員で決めたのでしょうが、菊池が主導しなければ実現しなかった」と話す。

前例のないプロモーションに懐疑的な見方をするファンも少なくないが、菊池の存在感は増すばかりだ。

芸能プロ関係者は「旧ジャニーズ時代、グループからメンバーが抜ければそのメンバーのファンも一緒にいなくなり、グループのパワーダウンを招くケースが多かった。ｔｉｍｅｌｅｓｚは中島健人が３月いっぱいで抜けて、その影響が心配されていた。ｔｉｍｅｌｅｓｚはＳＴＡＲＴＯ社とエージェント契約のため、積極的に仕掛ける必要もある。何もしなければジリ貧になりかねないけど、オーディション開催、辞めジャニからのプロデュースで注目を集めているのは成功でしょう」とうなずく。

慶大卒で幅広い人脈を持つインテリアイドルは、今後もグループをけん引する。