【オリックス】6連勝のウラに神頼み? ベンチに塩、神社参り…勝利への飽くなき執念
東スポWEB / 2024年6月12日 6時5分
オリックスが主力不在の中で6連勝を決めた。11日の阪神戦(京セラ)は先発した曽谷が6回無失点、12奪三振の好投で4―0と快勝。4勝目を挙げた左腕は「昨年の交流戦もそうだけど、日本シリーズでもやられてしまったので全力で倒すつもりでいった」と胸を張り、中嶋監督も「まだまだ借金している身ですので1個ずつ返したい」と前を向いた。
借金9から3まで盛り返してきたとはいえ、チームは相次ぐ故障者で戦力がそろわず、苦しい戦いが続いている。投手陣は山下、宮城の左右の両輪をはじめ、カスティーヨ、山岡、リリーフの山崎、宇田川、小木田、平野佳、比嘉らがケガや再調整で出場選手登録を抹消中。野手も主砲の森、福田、ゴンザレスを欠いている。
連覇の立役者たちが連鎖するように姿を消し、トレーナー陣は「僕らの責任。事情は個々に違っても、もっとできることがあったかもしれない。今からやれることは全部やっていかないといけないし、来年も繰り返すことはできない」と沈痛な表情を見せる。
6年連続Bクラスから2021年に25年ぶりに優勝し、22年に日本一、昨年もリーグ3連覇を達成したが、栄光の裏で酷使した体が簡単に元に戻るわけではない。球団関係者は「勤続疲労もある。早くにシーズンが終わっていたようなチームがいきなり最終戦までもつれるギリギリの戦いをし、11月まで試合をした。特に投手陣はオフの手入れだけでは取れない疲れが蓄積している」とし、中には「神社にお参りをしたり、ベンチに塩をまいたりするスタッフもいますよ。神頼みでも何でもしたいくらい。みんな思いは同じです」と切実な声も飛び交う。
神頼みのおかげか。前カードの巨人戦で斎藤と佐藤がいずれもプロ初勝利をマークし、この日は2年目の曽谷が快投した。チーム関係者は「これだけ離脱者が出ても勝っているのはウチが成長した証拠」とみているが、主力が戻ってくるまで踏ん張りたいところだ。
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