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【新日本】辻陽太がダイレクトリマッチに異議 ベルトの価値向上のための〝3つの指針〟明かす

東スポWEB / 2024年6月12日 20時36分

NEVER無差別級6人タッグ王座を保持する(左から)BUSHI、辻陽太、高橋ヒロム

新日本プロレスのNEVER無差別級6人タッグ王座を保持する辻陽太(30)が、前王者組(棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグ)とのV1戦(16日、札幌)に異を唱えた。

辻は9日大阪城大会で高橋ヒロム&BUSHIとのトリオでベルト奪取。戦前の予告通り棚橋からフォール勝ちした上でボルチンの再戦要求を拒否していたが、団体はダイレクトリマッチを決定した。主張を無視され「個人的にはオレッグを棚橋さんが止めてほしかったですね。俺は再戦はノーで、棚橋さんとシングルをやりたいと言っていたので。自分が負けたのだから、だったら俺にシングルで勝った上で改めて挑戦を申し込むくらいの気概を見せてもらいたかった」と不満を漏らす。

もちろん決定した以上はV1戦に集中するつもりだ。しかし今回の決定によって棚橋社長が掲げた「ベルトの価値向上」の方針に対する不信感が強まったのも事実だという。「会社が本気でそれを実現させようという気持ちを感じないので。だったら俺自身がNEVERを取った意味を持たせるために、NEVERの価値を上げます」と言い切った。

その上で辻はベルトの価値向上のための〝3つの指針〟を明かす。まずはリマッチ権の廃止だ。「木谷(高明)オーナーから『挑戦者が固定化されている』と指摘があった直後にダイレクトリマッチはどうなんだろうと。トリオでのリマッチを認めると、何の代わり映えもないですし。せっかく6人タッグなんだからバラエティーに富んだタイトルマッチを見たいでしょうし、同じメンバーでのリマッチは簡単に避けられると思うんですよね」と説明した。

さらに「調印式をやらない時点で会社がそういう(下の)位置づけにしちゃってると思うんですよ。タイトルマッチなんだから、やった方がいいですよね」と他王座では恒例行事の調印式導入を提案。そして最後にビッグマッチにおける王座戦の乱発防止を訴えた。

今回の札幌大会では全9試合中実に5試合の王座戦が組まれていることもあり、NEVER6人タッグ王座戦は第5試合に組まれている。これに対し辻は「東京ドームとかなら分かるんですけど、普段のビッグマッチでタイトルマッチを詰め込み過ぎなんじゃないかと。それによってそれぞれの注目度が薄まってしまうし、個人的にはタイトルマッチは1大会で3試合とかでいいと思うんですよ」と持論を展開した。

これらはあくまで会社批判ではなく、建設的な提案というのが辻の言い分だ。「今回はXで揚げ足を取ってしまったけど、この現状でレスラーが何も言えないような団体ならダメですよ。俺は棚橋社長には期待してるんですよ。誰の言いなりになることもなく、指針を示したからには徹底してほしい。リング上でドラゴンを引き継いだのはいいけど、社長業では師匠の路線を踏襲しないでいただきたいですね。俺の師匠はあなたですから」と、団体の発展を期待していた。

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