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【MLB】吉田正尚 詰まり対策で新たに採用したサムプロ社の親指ガードに思わぬ効果が…

東スポWEB / 2024年6月13日 12時14分

復帰した吉田正尚(ロイター=USA TODAY Sports)

【米マサチューセッツ州ボストン12日(日本時間13日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が新たな相棒としてサムプロ社の親指ガードを使い始めた。

4月28日(同29日)のカブス戦で中前打を放った際に左手親指の付け根を痛め、負傷者リスト(IL)に入った。傘下マイナー3Aウスターでのリハビリ出場2試合を経て、11日(同12日)に復帰して本拠地フィリーズ戦で「5番・DH」で先発出場し、2打数無安打1四球。第3打席で放った飛距離348フィート(約106メートル)の右飛はシンカーに少し詰まらされたものの、左手親指付近への影響はなく、本人も首脳陣もひと安心といったところだ。

今回のIL入り後から使い始めたサムプロ社の親指ガードは外野手のデュランらチームメートも愛用していることから「存在は知っていた」ということだが、「日本の時からずっとプロヒッター(社)を使っていたので、(メジャー移籍後も)そのまま使っていた」。

プロヒッター社製は好みの角度で親指に装着できるが、サムプロ社製のように親指の付け根まで広い範囲でカバーすることはできない。吉田はチーム関係者のサポートを受け、バットとサムプロ社製親指ガードの間に、弾力性のあるシリコン素材のようなものを数ミリ程度接着させ、さらにクッション性を高めて患部への衝撃を和らげようと試みている。

今では多くのメジャーリーガーが使用しているゴム製の親指ガード。シェア1位はプロヒッター社だが、どのブランドでも右打者なら右手に、左打者なら左手の親指にはめ、バットと親指の付け根付近を埋める。それによりバットの芯を外し、詰まった時の衝撃を緩和させる効果をもたらすのだが、「バットスピードが上がる」ことや、「手の操作性の向上」などもセールスポイントとしている。

予防や詰まり対策として使い始めた吉田は「そうとは知らなかったし、そんな意識もなかった」。プラス効果にも期待だ。

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