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「恒心教」の元大学院生「動機は身勝手で責任は重い」懲役3年の実刑判決に小さくうなずく

東スポWEB / 2024年6月13日 12時47分

東京地裁

昨年1月に東京都内にある複数の大学に爆破予告のファクスを送ったとして威力業務妨害などの罪に問われた元東京農工大大学院生の佐藤直被告(23)の公判が13日、東京地裁(福家康史裁判長)で開かれ、懲役3年の実刑判決を言い渡された。

起訴状によると佐藤被告は無職の大熊翔被告(27)と共謀し、東京音楽大学に「お前らの糞大学に高機能爆弾(TATP)を334個仕掛けたナリ」などと書かれたファクスを送信し、業務を妨害。ほかにも他人になりすまし、特定の弁護士に対して懲戒請求書を偽造するなどした。

犯行の背景にあるのが「恒心教」だ。恒心教とはネットの掲示板で特定の弁護士らに中傷などをする行為を指す。恒心教に共鳴した佐藤被告と大熊被告はSNSを通じて接点を持ち共謀した。

判決理由として「誰もやったことがないことをやりたい。同集団内で自分を認められたいという動機は身勝手で責任は重い」と指摘。佐藤被告は公判で起訴内容を認め反省を示しているが「被告人の精神的な幼さが見受けられるとしても刑に処するのが相当」とした。判決を言い渡された佐藤被告は小さくうなずいていた。

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