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【岸和田競輪 GⅠ高松宮記念杯】良化を実感の真杉匠は関東の先頭で自力勝負「でも決勝は…(笑い)」

東スポWEB / 2024年6月13日 19時58分

真杉匠は2走目の逃げ切りに手ごたえ十分。「青龍賞」はもちろん関東の先頭だ

岸和田競輪の令和6年能登半島地震復興支援競輪/大阪・関西万博協賛GⅠ「第75回高松宮記念杯競輪」は13日、3日目を開催。10R東日本一次予選2では関東の主砲・真杉匠(25=栃木)が力強い逃げ切りで好調をアピールした。

あどけない笑顔でえげつない強さを誇る。「えっへっへ、全然違いますね。違和感がない」。3日目東日本一次予選2・10Rでは強烈なインパクトを残す逃げ切り勝ちを収めた。強気に攻め、それでいて「後続との車間が空いているのが分かった。詰められるとヤバい車間」と判断すると、最終BSも踏み上げる。そのまま新田祐大です仕掛けられないスピードで、最後まで押し切った。

4日目東の優秀・青龍賞は関東3車。もちろん先頭なのだが、ひと言ある。「えっ、平原さんが先頭? そうです!」。大先輩に先頭を任せようとギャグを飛ばし、いじり、ムードを和ませた。いや、もしかして本当にある?

平原康多(42=埼玉)も「前々から言ってくるんですよ、アイツは。だから『決勝まで取っとけ。それまでは頑張れ』と言っているんです」と本当か嘘か分からないような回答でニヤリと笑う。どうなるかは、決勝で同乗した時を待とう。

何はともあれ、青龍賞も大事な勝負だ。「準決が2着勝ち上がりで、3着は青龍賞の着が大事になる」。狙うは関東上位独占で、関東勢を有利にすることだ。

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