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米倉涼子 難病と闘い「ドクターX」「エンジェルフライト」撮影「作品見ると元気なんですね」

東スポWEB / 2024年6月14日 14時7分

米倉涼子

女優の米倉涼子が14日、NHK「あさイチ」に出演し、難病「脳脊髄液減少症」との闘いを振り返り、現状を語った。

2019年、ブロードウェーミュージカル「シカゴ」の稽古中に発症した難病。脳と脊髄を包む硬膜との間に流れる水が漏れ、脳の位置が下がって揺れると米倉は説明した。「1曲終わると立ち上がれない」「頭が痛くなる」「貧血」「真っすぐ歩けなくて壁に手をついて歩く」「明かりが受け入れられなくなるのでスタジオとかすごくつらかった」…。

硬膜に対し、抜いた自分の血で患部をふさぎ、水がたまるのを待つ。この治療後は最低2週間は横になっていなければいけない。そうすれば水がたまり、動くと出ていってしまうという。元気になってきたと感じて仕事をすると、頑張って、人とぶつかってしまうことも。衝撃には弱い。

「途中からベッドを用意してもらって、横になりながら。『ドクターX』とかの場合は(手術シーンなどで)下を向きながらだから、余計つらかったりとか。『エンジェルフライト』の時も3、4話ぐらいから『絶対に再発してる』っていう感じで。1回は治療を受けに行ったんですけど、その中の過程で予期せぬ事態が起きて、体が硬直してしまった。たぶん脳脊髄液減少症とは違う症状が起きてしまって…」

ドラマ「エンジェルフライト」は昨年アマゾンで配信され、現在NHKのBSで放送が始まっている。撮影当時、前出の「予期せぬ事態」によって仕事の計画にも影響が生じた。「頑張れる頑張れないとかっていう次元じゃなくて、もう完全に無理でした」

それでも「作品を見ると私、元気なんですよ。たぶん、人並み以上にアドレナリンが出るんじゃないかな。自分でもびっくりしたんですけど『あれ、(外から見ると体調不良が)分からないなぁって』。やせてはいきますけど」。聞き手の博多大吉は「本来ならたぶん動けない方が、ドラマやって、ブロードウェーやってたというイメージですけど」とその大変さを語った。

一時は「引退することを覚悟して。ちょっと考えてましたね、この2年は」。昨年、素晴らしい先生と出会い、新たな治療に挑戦。功を奏し、気持ちにもプラス効果が生じた。「今年、ちょうど5月ぐらいから急に元気になってきました」。身振りや笑顔も交じえ、1時間半を超える出演を終えた。

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