【バレーボール】パリ決定は今朝明らかに 日本の選手にはファンからエール「おめでとう」

会場入りする（左から）山田二千華、林琴奈、石川真佑

パリ五輪出場が決まったバレーボール女子日本代表に対し、ファンからエールが送られた。

１３日に行われたネーションズリーグ（ＶＮＬ）予選ラウンド女子第３週福岡大会３日目（北九州市・西日本総合展示場）では、カナダに２―３で逆転負けを喫した。同日のパリ五輪切符獲得はならなかったものの、１４日に国際バレーボール連盟（ＦＩＶＢ）は日本がパリ五輪の出場権を獲得したことを発表。アジア・オセアニアで最上位に立つか、出場権を得ていない国の中で上位３枠に入る必要があったが、あるバレーボール関係者は「ＦＩＶＢが昨夜の各ラウンドが終わって、今朝に世界ランキングの計算をしたところ、出場圏内に入ることがわかったみたい」と明かした。

この日は試合がないものの、１５日のセルビア戦に向けて会場内のサブコートで練習。選手たちが会場に到着すると、出待ちのファンからは「おめでとう」などの声が飛び交った。

今後はパリ五輪に向けて、１つでも世界ランキングを上げたいところ。主将・古賀紗理那（ＮＥＣ）は「昨日はカナダに負けてしまったが、パリ２０２４オリンピックの出場権獲得がＶＮＬでの目標だったので、素直にうれしい」と喜びを表現しつつも「残りの２試合の結果次第で世界ランキングが変わるので、気を引き締めて戦っていきたい。パリオリンピックは厳しい戦いになると思うが、チーム全員で戦うことができるようにいい準備をしていきたい」と気を引き締めた。