国民・榛葉幹事長「小池百合子はジャイアント馬場だね」「2m9cmぐらいになっているかも」

榛葉賀津也氏（左）と小池百合子氏

国民民主・榛葉賀津也幹事長は１４日に開いた会見で、東京都知事選挙（６月２０日告示、７月７日投開票）について言及した。

同党の支援組織である連合東京は小池百合子知事を支持する方針で、来週中にも正式な表明があると見られている。

榛葉氏は都知事選への党の対応について「いま出ている候補の中で誰を応援するのか。最終的に決めるのは党本部なので都連と話し合って評価をしていきたい。われわれや連合さんが気にする共産党をはじめとする主義主張の違うところとの立ち位置。『共産党とは相いれない』というのは、連合さん発足の原点。党の基本方針でもありますから、極めて重要だと思います」とした。

そして榛葉氏は、都議会本会議で立候補を表明した小池氏を国民的プロレスラーだった故・ジャイアント馬場氏になぞらえてこう述べた。

「私は今回の小池さんをみてジャイアント馬場を思い出したね。ジャイアント馬場は〝王道〟だから、ゴングが『カーン』と鳴るとね、スーッとリングの真ん中に行くんですよ。先に動かない。そうすると相手選手がね、ジャイアント馬場のまわりをうろうろうろうろする。見ている人からすると『あっ、馬場の方が格上なんだ！』『馬場の方が強いんだ』と思っちゃうんだね。今回、小池百合子はジャイアント馬場だね。七夕の日（都知事選投開票日）には２メートル９センチぐらいになっているかもしれない。これはすごいことになっているね」（※編注・ジャイアント馬場さんの身長は２０８センチ）

都知事選には、立憲民主党を離党した蓮舫氏やタレントの清水国明氏、広島県安芸高田氏の元市長・石丸伸二氏など多くの人が立候補の意向を示している。

「（小池氏は自分の）見せ方がうまいね。ただ、見せ方だけじゃなくて、問題は政策ですから。政策を実現する実行力、都議会との関係、これが極めて大事になってくる。（候補者は）４８人、赤穂浪士だって４７人なのに、赤穂浪士を上回ったね。（選挙の）看板が大変です。選挙のありかも考えなきゃいけないですね」と榛葉氏は持論を述べた。