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【阪神】岡田監督 今季10度目の零敗にタメ息「ベンチでサイン出しても何にもならへん」

東スポWEB / 2024年6月14日 22時35分

ベンチで首をひねる阪神・岡田監督(右)

阪神は14日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に0―2で敗れ、今季10度目の完封負け。首位・広島とのゲーム差は3まで開いた。

パ・リーグ屈指の左腕・モイネロを攻略すべくノイジー、渡辺諒、豊田ら右打者を数多くスタメンに並べた岡田彰布監督(66)だが、序盤の得点機での走塁ミス、併殺などが響き、スコアボードはゼロ行進。8回2失点で完投した先発・伊藤将を見殺しにしてしまった。

安打数は敵軍と同数の7。この日も機能不全に陥った打線のつながりの悪さに指揮官もフラストレーションを募らせる。「自分らで(チャンスを)潰してしまってるんやからな。何にもできへんよ。走らすこともできへん。ヒット出てもそらオマエ、走れ言うても走らんし、走ったらバッター空振りするし、走ったら勝手に打つし…。そんなん点なんて入るわけないやんか」。ままならぬ現状に試合後は乾いた笑みを浮かべるしかなかった。

38年ぶりとなる日本一に輝いた昨季は、野手オーダーを固定起用できたことも奏功し、選手それぞれが自身の役割を存分に全う。切れ目のない攻撃を生み出していた。だが不動の4番・大山は現在、成績不振でファーム再調整中。佐藤輝、森下、ノイジーら本来なら中軸を担うべきバッターたちも揃って打率2割合前半と精彩を欠いていることもあり、今季ここまではスタメンオーダーの構成にすらベンチは四苦八苦している。

明確なチャンスメーカーもつなぎ役もポイントゲッターも不在。思うように動いてくれぬ〝手駒〟たちに「ベンチでサイン出しても何にもならへん」と岡田監督はタメ息をつき、球場を後にした。

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