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松山英樹が神業ショット! ボギーなしで“V圏突入”首位に3差の2アンダー8位

東スポWEB / 2024年6月15日 11時4分

メジャー2勝目へ一直線の松山英樹(ロイター=USA TODAY Sports)

男子ゴルフの今季メジャー第3戦「全米オープン」2日目(14日=日本時間15日、ノースカロライナ州パインハーストのパインハースト・リゾート=パー70)、50位から出た松山英樹(32=LEXUS)は4バーディー、ボギーなしと66のラウンドで通算2アンダー、首位と3打差の8位に浮上した。世界屈指の高精度ショットを武器に3連続バーディーを奪うなど“V圏”につけ、メジャー2勝目、米ツアー通算10勝目に大きく前進した。

松山が難コースを攻略した。10番パー5から出ると、いきなりティーショットを右に曲げるトラブルも何とかパーセーブすると、11番パー4では第2打を寄せてバーディーを奪取した。迎えた後半の3番パー4で1・5メートルを沈めてスコアを伸ばし、4番パー4は約6メートルのロングパットをカップイン。5番パー5も含めて3連続バーディーで上位に浮上した。

12年連続の出場となる松山は大会前に「まずティーショットでフェアウエーを捉えることが一番大事だと思います」と語っていたが、初日はティーショットが安定せず、フェアウエーキープ率57%と苦しんだが、2日目は71%と大幅に改善。これに伴ってショット精度も上がったため、パッティングにも好影響を与えボギーなしとスコアを大きく伸ばした要因となった。

松山は2021年のメジャー「マスターズ」をアジア人として初めて制覇するなど、米ツアー通算9勝を記録。今年2月の「ジェネシス招待」では6打差7位から出た最終日にコースレコードの62をマークし、通算8勝で並んでいた崔京周(54=韓国)を抜いてアジア人最多勝利を達成しており、今大会で節目となる10勝目、さらにはメジャー2勝目という快挙も視野に捉えたといえる。

そんな中、松山にとって最大の武器ともされるアイアンショットが全米の注目を集めている。前週「メモリアル・トーナメント」では、PGA公式サイトが2日連続で松山の“神業ショット”を紹介。初日にバンカーからチップインした一打と、2日目にはラフからピンそばに寄せた動画を公開した。今大会も初日の12番パー4のグリーン手前で、高低差のあるバンカーからチップインさせた華麗なショットを大会公式SNSが取り上げて「ミスター・サンドマン」と伝えたほどだ。

今大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)によると、賞金総額は2150万ドル(約33億8000万円)で優勝賞金は430万ドル(約6億8000万円)とともに過去最高という。松山が“神業ショット”を武器に2日目の勢いを決勝ラウンドでも持続させれば、ビッグタイトルとともに莫大な収入を手にすることになるはずだ。

松山英樹の話「良かったと思います。出だし(10番)のパーパットもそうですし、16番のパーパットもそうですけど、いい距離が入ってくれて助かりました。(決勝ラウンドに向け)いい位置で終われるように頑張りたい」

【ウッズ予選落ち】ツアー通算82勝のタイガー・ウッズ(米国)は1バーディー、4ボギーの73、通算7オーバーで予選落ちとなった。決勝ラウンド進出圏内でプレーしていたが、後半にスコアを伸ばせなかった。石川遼(CASIO)は72の通算8オーバーで2年連続5度目の予選通過を逃した。他の日本勢は清水大成(ロピア)が通算6オーバー、金谷拓実(Yogibo)は10オーバーとし、星野陸也(興和)と河本力(大和証券)はともに通算19オーバーの153位で決勝ラウンドに進めなかった。

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