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〝水原一平余波〟が審判員にまで 米メディア「賭博はシーズンを通して球界に爪痕を残している」

東スポWEB / 2024年6月15日 12時44分

審判員のパット・ホバーグ氏(左、ロイター=USA TODAY Sports)

〝一平余波〟が止まらない…。MLBはギャンブル規定に違反したとして審判員のパット・ホバーグ氏(37)を処分した。14日(日本時間15日)のMLBの声明によると、春季トレーニング中、ホバーグ氏にMLBのスポーツ賭博ポリシー違反の可能性があり、調査を開始。調査中は試合を裁くことはなかった。同氏が務めた試合が何らかの危険にさらされたり、操作された証拠は見つからなかったが、MLBは懲戒処分が正当であると判断したという。同氏は処分に異議を申し立てている。事件の詳しい説明はなく「控訴手続きが終了するまでこれ以上コメントできない」とした。

ホバーグ氏は2017年から審判員を務め、2022年のワールドシリーズをはじめ、ポストシーズンのシリーズを7回担当するなどもっとも優れた審判の1人とみられていた。

水原一平被告の違法賭博・詐欺事件を発端として、大谷翔平のエンゼルス時代の同僚のデビッド・フレッチャー、元ロイヤルズのコルビー・シュルツ氏とブックメーカーのボウヤー氏との関係が指摘され、今月4日にはパドレスのトゥクピタ・マルカノが賭博規定違反で永久追放処分、他の4選手が1年間の出場停止となっている。

相次ぐ事態に米メディア「アスレチック」は「スポーツ賭博はシーズンを通して野球界に爪痕を残している。永久追放を受けた水原一平は野球以外のスポーツ賭博で数百万ドルもの違法な損失を出したことをきっかけに、クライアントのために窃盗を働いて有罪を認めた。そして今回、ホバーグ審判員は賭博問題で処分を受けた近年で唯一の審判となった」と報じている。今季のMLBを大きく揺さぶる〝違法賭博スキャンダル〟。いったいどこまで続くのか。

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