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【阪神】岡田監督「タイムリー出なアカンやん」 残塁10の拙攻で勝率5割&4位転落

東スポWEB / 2024年6月15日 22時57分

序盤から重いムードをぬぐいきれなかった阪神ベンチ

阪神は15日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2―6で敗れ、2連敗。先発ビーズリーが5回途中を6失点でKOされ今季初黒星を喫した。敵軍を上回る8安打をチーム全体でマークしながら、勝負所の〝あと一本〟を欠く10残塁。拙攻がこの日も際立った。

41勝18敗2分けで貯金23とし、パ・首位を独走する小久保ホークスに投打で圧倒され、なけなしの貯金を全てむしり取られた。2位→4位とBクラスへ一気に転落し、5位・中日ともわずか2・5差。昨季のチャンピオンチームは〝振り向けば立浪竜〟という厳しい現実を敵地・博多で突き付けられた。

慢性的な得点力不足に悩む岡田彰布監督(66)はこの日、ここまで12試合連続で4番打者として起用してきた近本を1番に戻し、2番・中野、3番・森下という開幕オーダーに近い陣容に打順を戻した。4番に据えたのは直近5試合で16打数1安打と不振から抜け出せずにいた佐藤輝。〝苦肉の策〟はこの日も空回った。

初回、先頭・近本が内野安打で出塁すると、すぐさま二盗を決めて無死二塁。12球団屈指のリードオフマンが本来の居場所で早速チャンスメークを果たしたことで先制点への期待も高まったが、続く中野は浅い左飛で凡退。森下は空振り三振、佐藤輝も右飛に倒れ3アウトチェンジ。先制のホームを踏むどころか、走者は二塁ベース上にくぎ付けのまま初回の攻撃が終わってしまった。

嫌な流れが投手陣に伝播してしまったのだろうか。ここまで4試合に登板し3勝0敗、防御率0・69の好成績をマークしていたビーズリーがその裏に、いきなり二死二、三塁のピンチを背負うと続く近藤に9号3ランを被弾。試合後の指揮官は「そら初回3点は重いよ」と力なくこぼした。

ゲームの流れを左右した初回の攻撃についても「いい形になったらタイムリー出なアカンやん。なんぼ形つくっても点取らなアカンのやから。そこで打つか、打たへんかいうことやろ」と岡田監督は天を仰ぐ。

翌16日のカード第3戦に敗れれば借金生活に再突入する岡田虎。救世主はいつになったら現れてくれるのだろうか――。

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