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【ALL TOGETHER】オーカーンがAT大改革案を猛演説「もっとやり方はあるんじゃねえか?」

東スポWEB / 2024年6月16日 5時15分

ALL TOGETHERでも独特の存在感を見せたオーカーン

日本プロレスリング連盟設立第2弾大会「ALL TOGETHER(AT)」(15日、北海道・北海きたえーる)で、新日本プロレスのグレート―O―カーンが同大会の改革案を提示した。

今大会には新日本、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDT、大日本プロレス、スターダムの6団体が参加し、能登半島復興支援チャリティー大会として行われた。オーカーンはジェフ・コブ、樋口和貞と組んでボルチン・オレッグ、大岩陵平、遠藤哲哉組と対戦。遠藤に玉座を決めるなど、チームをけん引し勝利に貢献した。

しかし、オーカーンの本番はここからだった。何とバックステージで10分超に及ぶ大演説を展開。「AT、プロレス連盟、余は大賛成だよ、全てのレスラーを処刑して支配するのが、この余の目標だ。弱いレスラーをいたぶるのも、生きてるヤツとバチバチしばき合うのも、樋口みてえなトンパチそうなヤツと組むのも、とても愉快でいいじゃねえか。ただしだ。もっとやり方はいろいろあるんじゃないか?」と、ATの改善点を語り始めた。

「例えばだ。昼と夜の興行に分けて、それぞれ別の団体の選手がバランスよく出るのはどうだ? 今大会に全日本は宮原(健斗)だけだよな? 他にも連盟に加わってるのに、ドラゴンゲートとか女子のヤツらも全然出てないよな? しかも、カードが何個も増やせない。だったら、昼と夜に分けて、もっと多くのレスラーが出られるようにしたらいいんじゃないか?」と〝2部制〟の導入を提案。

さらにATの原点に返り、団体同士の対抗戦よりもオールスター戦色を強めることを主張した。「もっともっと楽しい、そういう雰囲気にした方がいいんじゃないかな? 振り切った方がいいよ。何でもやるなら振り切った方がいい。まぁ、そっちの方が毎度毎度ATやるよりも、意味合いも新鮮さも違ってくるだろう?」

また、連盟の会長は坂口征二・新日本プロレス相談役が務めているが、オーカーンは「公平を期すならばだ、例えば東京スポーツでもいい。ベースボール・マガジン社でもいい。何だったらアマチュアのレスリング協会でもいい。第三者がトップに立って、公平なリングをつくるべきじゃないか? じゃなかったら、そもそものバランスが悪い」と組織のあり方にも提言。

カード編成についても「ファン投票で選ぶっていうのはどうだ?」と主張し、チケット面では「無料席を用意したっていい」と、小中学生や被災地出身者などに無料で観戦する機会を与えることを提案した。

この日の観衆は2156人(主催者発表)で、会場には空席が目立った。今年2月に新日本が同会場で集客した5355人の半分以下にとどまった格好だ。オーカーンは「いいか、今、プロレス界全体で魅力がないから人が集まらないんだ。ALLがTOGETHERしてこの客数だって思われたら、プロレスで元気なんかよ、まず与えられねえんだよ」と指摘。

中身はともかくとして、バックステージコメントとしては異例の長さに、報道陣は聞くだけで疲れ果てていた…。

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