ヘンリー王子がチャールズ国王のセレモニーに参列できず「後悔」明らかに

チャールズ国王とカミラ王妃（ロイター）

ヘンリー王子が１５日に行われた「トゥルーピング・ザ・カラー（軍旗分列行進式）」に参列できなかったことを後悔しているという。英紙ミラーが１５日、報じた。

チャールズ国王の誕生日を祝う英国の一大セレモニーで、部隊の軍旗の色を見せて行進する式典だ。キャサリン皇太子妃が３月にがんと診断されてから初めて公の場に姿を現したことで話題を集めた。一方、ヘンリー王子＆メーガン妃は２年連続で招待されなかった。

式前にミラー紙の独占インタビューに応じた王室評論家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は「国王誕生日を祝う今年の軍旗式典は、チャールズ国王が勇敢にがんと闘う馬車に乗ることから、忘れられないものとなるでしょう。ヘンリー王子とメーガン妃は招待されていません。これは驚くことではありません。王室間の亀裂が深いため、彼らは招待を受け入れなかったでしょうし、招待されると思っていなかったでしょう」と話した。

フィッツウィリアムズ氏はその後、ハリー王子の「後悔」に触れ、「しかし、ハリー王子は１０年間軍隊に勤務し、負傷した軍人、病気の軍人、退役軍人のためのインヴィクタス・ゲームは素晴らしい創意工夫です。事態が予想通りに進んでいたら、ヘンリー王子とメーガン妃は王室の上級メンバーとして式典で目立つ存在となり、その様子は世界中に報道されていたでしょう。自分が失ったものを見て後悔しないのであれば、彼は人間ではありません。きっと後悔するはずです。彼も戴冠メダルを着ける時が来たに違いありません」と指摘した。