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【広島】アドゥワ誠 不運2敗目も猛省「ホームランがなければ、分かんない展開になっていた」

東スポWEB / 2024年6月16日 18時43分

広島・アドゥワ誠

痛恨の1球だ。広島・アドゥワ誠投手(25)が16日の楽天戦(楽天モバイル)に先発。6回5失点でチームも3―5で敗れ、2敗目(5勝)を喫した。

前回9日のロッテ戦は6回無失点と好投し、交流戦3度目で6勝目を目指したアドゥワ。だが、不運に見舞われる。2回一死一、二塁から太田の遊ゴロや小郷の一ゴロなど、打ち取った打球を味方野手陣が相次いで失策。3点の先制を許した。

何とか軌道修正したいところだったが「あの2点が反省です」と振り返ったのが、3回に喫した鈴木への1球。無死一塁から迎えた敵の4番に内角142キロを捉えられ、右翼スタンドに被弾。チーム的にも序盤で5点を追いかける劣勢となっただけに「ホームランがなければ、多分(試合は)分かんない展開になっていた」と肩を落とした。

それでもその後は6回までゼロを並べ、111球を投げ抜いた。5失点ながら自責3の内容で、6連戦のラストでリリーフ陣の負担を減らすべく奮闘した。

新井貴浩監督(47)も「あのホームランは打ったほうが、うまかった。また次の登板に備えてもらいたい」と、不運も重なり敗戦投手となった右腕を責めることはせず。リーグ戦再開後も、先発の一角を支えていく役割を期待していた。

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