1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】前川右京の満塁弾に岡田監督ニンマリ 〝新鮮力〟求められるチームに明るい材料

東スポWEB / 2024年6月17日 5時6分

初回、先制の満塁弾を放った前川右京

阪神は16日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に4―1で快勝し連敗を2でストップ。同一カード3連敗&借金生活突入を阻止し、岡田彰布監督(66)も「ギリギリのとこで踏みとどまっているからのう」と安堵の表情を浮かべた。

打のヒーローは文句なしで初回に先制の2号グランドスラムをマークした前川右京外野手(21)だ。相手先発の石川が不安定な立ち上がりを見せた中、一死満塁の絶好機でカウント1―1からの3球目を狙い打ち。指揮官も「今がレギュラーポジションを取る、そういう過程にいるんやないか。ある程度できたら自信もつくやろしな」と孝行息子の奮闘にニンマリだった。

長く高卒野手を育成できていないと指摘され続けてきた阪神にとって、同3年目のプロスペクト・前川はチームの中長期的な将来を担うべき宝物のような存在だ。

「そらオマエ、一人でも誰か出てこんとアカンわ。同じようなメンバーではやっぱりな。なかなか勝てへんから」

試合後に岡田監督がこぼした通り、〝新陳代謝〟の重要性を印象付けられた3日間でもあった。第1戦では鷹のドラ3ルーキー・広瀬に決勝2ランを許し、2戦目には高卒4年目の新鋭・笹川にプロ1号を浴びて完敗。FA補強と生え抜きの若手育成を両立させるパの常勝軍団は、故障離脱した主砲・柳田の不在をまるで感じさせない屈強ぶりだった。

昨季38年ぶりに球界の頂点に輝いた岡田虎だが、現行の日本一オーダーを下から突き上げる若手の台頭が少なかったことが、停滞する一因となっていた感は否めない。だからこそ、ここ一番で躍動してくれた前川の姿はチームにとって何よりも明るい材料だ。

この日は正遊撃手・木浪が左肩甲骨骨折と診断され、登録を抹消された。代役を任されそうな高卒6年目の小幡にとっては大きなチャンスが到来した格好だ。黄金時代構築のため、今こそ〝新鮮力〟が必要だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください