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女優生活25年 釈由美子の現在地 癒やし系、悪女、ゴジラ…「おいきなさい!」はスベりました

東スポWEB / 2024年6月17日 11時36分

25年の歩みを振り返った釈

女優・釈由美子(46)が、自身にとって海外出演作品2作目となる米映画「Ike Boys イケボーイズ」(公開中)で、主人公の命運を握るキーパーソン役を演じている。今年で女優デビュー25年目。「癒やし系」「悪女」「マンホール女優」など…さまざまな表情を見せてきた釈の現在地とは――。

本作は、日本の特撮とアニメが好きなオタク高校生らが、日本のアニメDVDを見たことで不思議な力を身につけ、世界の危機を救うというストーリー。主演映画「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年)で釈の大ファンだったエリック・マキーバー監督から熱烈な出演オファーを受けた。

「監督と初めてお会いしたときに、バッグから『ゴジラ×メカゴジラ』のDVDを出して、『(釈が演じた)家城茜と仕事をするのが夢でした』っておっしゃっていただいて、すごく感動しました。私の原点である作品が海外の監督に見ていただいて、今回の縁につながったことは感慨深いものがありましたね。ゴジラには感謝しかないです」

短大時代の1997年、グラビアアイドルとしてキャリアをスタートさせ、99年にドラマ、01年には映画デビュー。“癒やし系”のイメージを持たれることもあれば、ドラマ「松本清張 黒革の手帖」(04年)で演じた“悪女”のイメージが世間に浸透したこともあった。

「戦略を練ってキャラクターを作ったわけではなく、その時その時の自分でいようと。バラエティーで天然系と言われたのも自分の一部分ですし、それが独り歩きして『面白いこと言ってね』と言われると、全然面白くないのに申し訳ないな…と悩んだときもありましたね。悪女も演じるというよりも私の闇の部分を引き出していただいただけ。今では自分とのギャップも楽しめる余裕が出てきたかなと思います。20代のころは、私には悪女(役)しか来ないのかなと悩んだ時期もありましたけど」

15年に結婚し、現在は8歳の小学生の息子を育てる母親としても奮闘中。かつては演じた役をプライベートに引きずっていた時期もあったというが、「役をちゃんと現場に置いていくようになりました。役の抜けないお母さんのままでいたら、子供もビビっちゃいますからね」と笑った。

ただ、18~19年に放送された「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)で、マンホールのふたで戦う敵役として出演したことで定着した「マンホール女優」という肩書を、息子の教育に生かすこともあるという。

「現場ではノリノリで楽しくやってたんですけど、その姿を見た息子が怖がっちゃって。あ、これは使えるなと思って、子供を怒るときは『マンホールのふた、投げるからね!』と応用したりしています(笑い)」

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