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松山英樹がパリ五輪出場の一方で…全米OP優勝デシャンボーの〝五輪落選〟が海外で波紋

東スポWEB / 2024年6月17日 19時34分

全米オープンを制したデシャンボーだが…(ロイター)

米男子ゴルフツアー今季メジャー第3戦「全米オープン」でブライソン・デシャンボー(米国)が2020年大会以来2度目の優勝を達成。日本の松山英樹(32=LEXUS)はメジャー2勝目はならなかったものの、6位に入る健闘を見せた。松山は試合後に今夏のパリ五輪への出場を表明した一方で、海外では優勝者デシャンボーの〝五輪落選〟が議論を呼んでいる。

米メディア「The Sporting News」は「デシャンボーはなぜオリンピックに出場しないのか?」と題する記事を掲載。「(全米オープンで)好成績を収めたデシャンボーは、世界ランキング(OWGR)での順位により、パリ五輪には母国代表として出場できない」と報じた。

その上で「もしデシャンボーがPGAツアーでプレーしていたら、ほぼ間違いなくランキングで米国人(同国代表枠)のトップ4に入るだろう。世界でもトップ5に入る選手かもしれない。しかし、OWGRは(デシャンボーが主戦場とする)LIVゴルフを認めていない。ランキング制度は(LIVの)ツアーの54ホール形式、週およびシーズンごとのフィールド内の最小限の入れ替わり、およびパフォーマンスに関係なくプレーヤーが参加できる保証に異議を唱えている」と理由を指摘した。

同記事では、パリ五輪の米国代表チームは選手のLIVゴルフ参戦を禁じているわけではなく、メジャー大会の〝スポット参戦〟では五輪出場に必要となる世界ランキングのポイントが十分に得られないことを指摘。実際、米国の世界ランキング上位選手はスコッティ・シェフラー(世界1位)、ザンダー・シャウフェレ(3位)、ウィンダム・クラーク(5位)、コリン・モリカワ(7位)。デシャンボーは10位で、米国人6番手にとどまっている。

同記事は最後に「いずれにせよ、デシャンボーは五輪代表チーム入りを果たすには不十分だろう。それでも、彼の優勝はLIVゴルファーがOWGRポイントを獲得する機会をより頻繁に与えることについての議論を呼ぶことになるだろう」と問題を提起して締めくくった。

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