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引退・岡崎慎司〝代名詞〟ダイビングヘッド巡る現状に胸中吐露「きれいごとやろと…」

東スポWEB / 2024年6月17日 20時11分

会見中は笑顔も見せた岡崎慎司

サッカー元日本代表FW岡崎慎司(38=シントトロイデン)が17日、都内で引退会見を行った。

岡崎はJ1清水のほか、海外に渡ってドイツ1部マインツやイングランド・プレミアリーグのレスターなど欧州最高峰の舞台で活躍。レスターではプレミアリーグ優勝に主力として大きく貢献した。日本代表としても119試合に出場して50得点をマークし、W杯でもゴールを奪ってエースとして存在感を放った。

会見した岡崎は、ファンから愛された秘訣について「愛されているかどうかも分からないけど、自分自身は一直線にやりたいことをやっていて、自分がひどい人間だなと思う時もあるし、近い人であればあるほど迷惑をかけていると思う。関わってくれた人には損をさせたくないとか、責任や覚悟は誰よりも持っていると思う」と強い意志を貫き通した現役生活だったと振り返った。

岡崎を象徴するプレーの一つが〝ダイビングヘッド〟。少年時代に受けた指導なども含めて、代名詞となったプレーへの思いを熱弁した。

まず「今の時代、なかなか話しづらい話ではある。イングランドではもう、あんまりヘディングするなと言われている。講習でもそういう話があったんですけど…。それを聞きながら『きれいごとやろ』と思いながら考えたけど(笑い)」と指摘。ヘディングなど危険なプレーをサッカーで禁止する動きが加速しており、ダイビングヘッドは危険視されやすいだけに戸惑いを見せた。

それでも「かっこつけてる前に、届くか届かないか分からないところにダイビングして、体を投げ出して、まずトライしてみろというメッセージが(指導には)あったと思う。そのメンタリティーだけは今も染みついているし、ダイビングヘッドとか飛び込むというのは理にはかなっているかなと思う」と強調。闘志を体現する重要性を説いた。

今後は指導者に転身する予定。岡崎のような熱い選手の育成に期待がかかる。

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