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小池百合子都知事がオンラインで公約発表「江戸を世界遺産に」

東スポWEB / 2024年6月18日 11時57分

公約を発表した小池都知事

東京都知事選挙(20日告示、7月7日投開票)に3期目を目指して出馬表明している小池百合子都知事が18日、オンラインで公約発表会見を行った。〝江戸を世界遺産に〟を公約の1つとした。

白いジャケットに緑のストールを巻いた小池氏は「『もっと! よくなる! 東京大改革3・0』を掲げましてこの度の東京都知事選挙に出馬をいたします」と表明。「これからも都民のために都政を爆速で進めてまいります。大目的は東京を世界で一番の街にすることです。そのためには都民の命と暮らしを守る。あらゆる危険、災害に備える、首都防衛こそ必要です」と大方針を示した。

「セーフ・シティ」として無電柱化など防災や災害対策に力を入れると主張。また、「ダイバーシティ」も掲げ、「東京の活力の源泉は人」として少子化対策、女性活躍の推進、介護人材不足への対策などに取り組むとした。デジタル化推進の「スマート・シティ」も目指す。

そして、「大切な文化にも触れておきたい」として「江戸から続く伝統文化ですけど、有形、無形の世界に誇る宝物、江戸の文化、財産を世界遺産としたい。そのための取り組みを進めます」と、〝江戸を世界遺産に〟の公約を正式に明らかにした。

世界遺産を巡っては現在、新潟県が「佐渡島の金山」を登録しようと活動している。3期目の4年間で登録を目指すのか問われた小池氏は「相手のある話なので4年でいけるかこれから精査したい」と返答。

その上で、「例えば徳川家の皆さまの協力を得る。江戸の時代は浮世絵とか歌舞伎とか増上寺、江戸城の石垣などあるが、目に見えない、今で言うSDGsのような着物などをほどいて新しいものにするとか、そういう考えもまとめられるのかなと思っている」とアイデアの一端を明かした。

世界遺産登録によって外国人観光客へのアピールになるという。「海外からの注目を集める。東京にアニメを見に来ましたという人も『北斎が漫画を描いている、それがルーツですよ』と伝えるだけで、江戸への思いがグッと深まる。そういう意味を含めて江戸を世界遺産にすることに挑戦したい」と話した。

環境大臣時代には北海道・知床の世界遺産登録に関わったという。「いろんな手続きがあって、すぐ動くというわけではないが、エントリーの意志を示すという前段階の準備を進めたい」と、将来的な登録を目指すとした。

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