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【広島】5連敗後に「ハハハハ!交流戦は難しくないですよ」新井監督の言葉に奮い立ちセ首位

東スポWEB / 2024年6月18日 12時37分

【赤ペン! 赤坂英一】広島・新井監督は有言実行の人である。交流戦の戦いぶりを見ていて、改めて実感させられた。

交流戦の序盤には今季ワースト、かつ3年ぶりの交流戦5連敗。5連敗目の日本ハム戦(4日)は床田が今季最多4失点と崩れ、チームも10度目の完封負けを喫した。

昨年まで18度の交流戦で、広島は3年連続を含む6度最下位に低迷。今年もまた、と思われたこの時「やはり交流戦は難しいですか?」と新井監督に聞いてみた。

すると「ハハハハ」と笑った新井監督は「私は全然、難しいとは思ってません! ちょっとしたところの歯車がかみ合えば(勝てる)と思ってます」とキッパリ。過去の交流戦成績についても、こう笑い飛ばしている。

「私、そんなの全然知らないですから。鬼門とか最下位とかおっしゃってますけど、まったく関係ないし、問題ないです!」

正直、新井監督らしい強がりにも聞こえた。が、ここから広島は怒とうの快進撃で交流戦4カード連続の勝ち越し。11日の西武戦では床田が前回の日本ハム戦とは見違えるような好投を見せ、ハーラートップの7勝目を挙げている。試合後、新井監督は手放しで絶賛した。

「トコは今日もナイスピッチング! 今日も素晴らしいピッチングだったと思います! 数字も内容も抜群です!」

何度も「今日も」と強調。前回の4失点も5連敗もなかったかのようにまくし立てたのだ。

野手陣ではスタメンで遊撃を守った矢野が走攻守で躍動。特にリーグ2位の9盗塁をマークした足が光る。新井監督はこう解説してみせた。

「矢野の本当に素晴らしいところは、徹底した準備。万端な準備をして、試合で相手の細かいところを突く。試合に出ながら、相手にとっていやらしい選手になってます」

実際、矢野本人に聞くと「スコアラーのデータに加えて、自分でもいろいろと(相手についての)データを探している」という。「そうやってから、ここで走ろう、と自分で(タイミングを)決めています」と明かした。

そんなナインのおかげで交流戦5位タイ、セ首位をキープ。5連敗した時点で新井監督が「交流戦は難しくない」と断言した上での有言実行である。

「有言実行というより、選手が頑張ってくれてるおかげ。(5連敗しても)ウチの選手、自分たちの力はこんなもんじゃないぞと思ってたから、問題ないと言えたんです」

この新井さんの言葉に、選手たちはますます発奮することだろう。

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