三浦瑠麗氏が岸田首相に苦言「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟の顧問だったはず…」

三浦瑠麗氏

国際政治学者の三浦瑠麗氏（４３）が１８日までに自身の「Ｘ」（旧ツイッター）を更新。選択的夫婦別姓に慎重な考えを示した岸田文雄首相に苦言を呈した。

岸田首相は１７日、経団連が提言した選択的夫婦別姓の早期導入について、「家族の一体感や子どもの利益にも関わる問題であり、国民の理解が重要だ」と衆院決算行政監視委員会で述べ、慎重な姿勢を示した。

三浦氏はこのことを報じた記事をＸに貼付したうえで「もしもしー、あのー、岸田文雄さんは自民党が３年前に『選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟』を立ち上げられたときの顧問だったはずなのですが…」と、岸田首相の姿勢に疑問を呈した。

三浦氏はさらに「総裁選で野田聖子さん以外の候補が『検討』『家族の価値』を繰り返すなかで、『わたしはいままで党内の声に忖度しすぎました。もう３年近くやらせていただき、思い残すこともないし怖いものは何もない。自民党の支持層さえ新制度の導入を望んでいるので、彼らのためにやります！』とかキリッと述べたら支持率回復したりして」と、支持率が記録的に低迷する岸田内閣にとって〝回復の切り札〟になりうるかもしれないと指摘した。