【阪神】勝ちを拾った岡田監督 走塁ミス連発に怒りが大爆発「何考えてんのや!」
東スポWEB / 2024年6月18日 23時9分
阪神は18日の日本ハム戦(甲子園)に2―1でサヨナラ勝ちを決め2連勝。貯金を2に戻し、首位・広島とのゲーム差を2・5に縮めた。
両軍合計12人の中継ぎ投手を投入した延長11回の死闘は、一死二、三塁から相手投手・矢澤のサヨナラ適時暴投という、あっけない形で終幕した。何とか勝ちを拾った形の岡田彰布監督(66)だが、度重なる走塁ミスで得点機を潰し続けてきた自軍ナインに試合後は怒りが大爆発。「普通のことが全然できてないやんか!」と不機嫌全開でまくし立てた。
象徴的だったのはスコアレスの展開で迎えた5回の攻撃だ。無死一、三塁の好機で打席に入ったバントの名手・梅野にセーフテティースクイズのサインが送られたが、打球は相手投手正面へ。三走・前川はあわてて三塁へ帰塁しようとしたが、尻もちをついて転倒してしまいタッチアウト。一死一、二塁と好機はしぼんだ。
それでも次打者の小幡は四球を選び、一死満塁と再びチャンス拡大。ここで岡田監督は、好投を続けてきた先発の村上に代え、右の代打の切り札・原口を打席に送る。カウント2―2からの5球目を打った原口の打球は一塁側フェンスギリギリの右邪飛。相手右翼手・万波は体勢を崩しながら捕球したが、三走の森下はタッチアップを切ることができなかった。
「あの体勢で捕って投げれるか? ホームにストライクを! 何考えてんのや! こないしてグラブ伸ばしたような捕り方でオマエ。そんなんオマエ、肩が強い奴は全部ストップやんか。走塁なんか行くか行かへんかやんか! 行く勇気がないわけやろ。コーチが行かせる勇気がないんやろ。(三塁コーチの)藤本が止めとったもんな」。当該の一幕について問われた指揮官は、怒りを押し殺すことができぬまま、声を荒らげ続けた。
二死満塁とアウトカウントだけが増え、打席に入ったのは近本。しぶとく中前へ快音を運んだが、本塁に生還できたのは三走の森下のみ。二死というシチュエーションながら、二走の梅野が本塁を狙わなかったことも不満だった。「あんなん完璧にミスやんか! ツーアウトで満塁でセンター前のモロのヒットでなんでようかえってけえへんのや! 知らんよ俺は!」
18年ぶりにリーグ制覇を果たした昨季は、隙のない〝普通の野球〟をナイン一人ひとりが遂行できていた。「自分の役割ができていない。ひどいなしかし。こんだけミスするんやな」とまくし立てた指揮官は「勝ったとかオマエ…。勝ったとかそんなんないわオマエ」と吐き捨て自ら会見を切り上げた。
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