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【スターダム】S・キッド 他団体でのIWGP女子王座戦に「メインじゃないのがちょっと…」

東スポWEB / 2024年6月19日 5時14分

スターライト・キッド

団体のブランド価値とは。女子プロレス「スターダム」の〝迷える黒虎〟スターライト・キッドが、他団体マットで開催されるIWGP女子王座戦について持論を展開だ。

23日のアイスリボン後楽園ホール大会では同王者の岩谷麻優に藤本つかさが挑戦。新日本プロレス、スターダム以外の団体で同王座戦が開催されるのは初となる。

これについてキッドは「批判じゃないんですけど…」と前置きした上で「IWGP女子がメインじゃないのがちょっと悲しいなっていうのはありますね。セミでもなく4試合目? みたいな。IWGP女子ができたときに『いつか巻きたい』と思ったベルトだし、東京ドームで防衛戦をやるくらいのベルト。それを踏まえると、どうしてこういう試合順になったのか知りたいかな」と疑問を呈した。

当日は全6試合で、セミとメインではアイスリボン管轄の王座戦が開催される。アウェー開催のため仕方ないとはいえ、「IWGP」という歴史とブランドを鑑みれば思うところがあるという。

キッドが意見を口にしたきっかけは、10日に新日本の〝兄貴分〟エル・デスペラードが手がけた特別興行(後楽園)に出場したことだ。タッグ戦でデスペラードと対戦する機会に恵まれた。「デスペっちと試合ができたことは確実に私のレスラーとしてのレベルが上がったし、また一つ夢を持たせてくれました。その機会をつくってくれたデスペっちには本当に感謝しているし、これで私のつながりも広がったなって思う」

団体の垣根を越えて27選手が参加した大会は、さまざまなジャンルの試合で独特の世界観をつくり出した。一方で「デスペっちは自分自身の価値や新日本プロレスのブランドを落とさずにやっていた」と痛感した。

このところスターダムも他団体との交流が増えた。だからこそ「デスペっちの興行に出て感じたのが、何でもかんでも絡めばいいっていうのは違うと思っていて。私は他団体に上がらせていただく機会が多い方なのでまだまだたくさん出たい!とは思っているけど、外でやる、内でやるにしろ今のスターダムに必要であるものと必要でないものは、やっぱりちゃんと分けた方がいいなって。女子プロ界全体で考えたら盛り上がるとは思うんですよ。でもその中でもスターダムの価値は落としちゃいけないなって私は思っていて。やっぱり女子の中で一番の団体だと思っているし、所属として率直な意見です」と訴えた。

またキッドは大江戸隊を追放され、1か月半近く所属ユニットが決まらないまま。先日は葉月から優柔不断さを糾弾され「スターダムにはいらない」とまで言われた。だが黒虎は「『キッドがどこのユニットに行くとかやってるけど、どうでもいい。うちらが全てを打ち消すような試合をしますよ』とか言ってたけど、私の選択と(22日代々木大会の)葉月のゴッデス王座戦って比べるところじゃないですよね? 私に構う前に自分のやるべきことをやればって感じですかね」とピシャリだ。

相手にすることなく自分自身に集中する。「私にとって最大の選択になるのでこれだけ慎重にいかせてもらいましたけど、周りに何と言われようとやりたいことを明確にして、自分を信じて、その選択を選ぶのみなんで」。先日はAZMとのシングルでお互いを認め合い、中野たむ、なつぽいに似たぽいマンとマスクウーマントリオで共闘。22日は星来芽依とシングルで対戦する。決断の日まで、あとわずかだ。

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