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小池都知事と蓮舫氏がようやく公約発表 リモートとリアル…両者の違いと「共通点」

東スポWEB / 2024年6月19日 6時18分

小池都知事と蓮舫氏

20日告示の東京都知事選挙(7月7日投開票)に向けて現職の小池百合子都知事と蓮舫参院議員が18日に公約を発表した。オンラインとリアル、質問人数など会見の方法は対照的で、オープンだった蓮舫陣営に〝軍配〟が上がったかに見えた。しかし、ほかの陣営から見ると…。

勝負カラーである緑色のストールを巻いた小池氏は「『もっと! よくなる! 東京大改革3・0』を掲げましてこの度の東京都知事選挙に出馬をいたします」と表明。シェルター整備や富士山噴火を想定した降灰対策など防災、災害政策などのセーフシティ、無痛分娩費用の助成など少子化対策に介護職員昇給制度の構築などのダイバーシティという都市像を提案した。

また、デジタル化推進に中小企業の賃上げ支援、カスハラ条例制定などのスマートシティの構想も披露。その中には〝江戸を世界遺産に〟というものもあった。

満を持しての公約発表会見だったが、会場に記者は1人もいなかった。というのもウェブ会議システム「ズーム」を使っての会見だったのだ。小池氏は企業がオンラインで決算説明会を行っているなどの例を出し、「直接的かつ効果的に私の考え方を幅広くお届けするため」と理由を語った。質問は小池氏の指名制で5人のみ許されただけ。

一方、蓮舫氏は会場を借り、現役世代の手取りを増やすなどの少子化対策や行財政改革など「7つの約束」を発表。これまで争点になるとしてきた神宮外苑再開発については見直す方針を示した。質疑応答では特に制限はなく、約20人の記者からの質問に答えた。

厳しい質問を嫌ったのか報道対応を避ける小池氏に対して、何でも答える蓮舫氏という差が浮き彫りになった。もっとも、会見の方法に差はあれど両者のSNSを見ると一致している部分がある。蓮舫氏のX(旧ツイッター)は返信が制限されている。小池氏は最近、「X」でAIゆりこによる都政解説の投稿を繰り返しているが、やはり返信は同じく制限されている。

都知事選に出馬するある陣営関係者は「ウチはSNSのコメント欄はふさがない方針でやっています。コメント欄をふさいじゃっている人いるじゃないですか。そうではなく基本的にすべてのユーザーの意見を聞く。アカウントに対して意見が届いたら候補者に届け、みんなで共有するようにしています」と、ダイレクトに都民の声を受け入れていると話した。

コメント欄フルオープンの候補者からすればどっちも似たようなもの。都民の声は一体どの候補に届くのか。

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