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蓮舫氏が小池都政「リセット」を封印 問われる独自色

東スポWEB / 2024年6月19日 6時19分

熱弁をふるう蓮舫氏

〝小池都政リセット〟をリセット!? 東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に出馬を表明している蓮舫参院議員が18日、都内で政策発表記者会見を行った。これまで3選を目指す小池百合子都知事を強烈に意識してきた蓮舫氏だが会見では、出馬会見の際に掲げていた「小池都政リセット」を封印した。

蓮舫氏は「あなたと次の東京へ。」をキャッチフレーズに①現役世代の手取りを増やす②あなたの安心大作戦③もっと多様性で生きやすく④本物の行財政改革⑤本物の東京大改革⑥東京全体をもっと良くする⑦良い政策は発展させるの「7つの約束」と題した公約を発表した。

④の行財政改革については小池都知事が進めてきた予算の見える化を評価する一方で「私ならもっともっと前に進めることができます」と述べた。小池都知事が強調する財源8100億円を確保したことについて「積算根拠が全く見えません」と指摘。「都合が悪いからでは?と疑ってしまいます。その実態を誰も検証できません。まさにブラックボックス化です。私はここを開きます」と宣言した。

小池氏を意識しながらも、会見ではこれまで繰り返してきた「リセット」というワードを使わなかった。その理由として蓮舫氏は「良いものは引き継ぐ。そうでないものはリセットするという思いで出馬会見の時に使わせていただいた。全部リセットするかのような解説をするような方もおられましたので。あえて今日は表現を使っていません」と説明した。

この日、小池都知事の公約発表会見の後、蓮舫氏も会見を行った。12日の小池都知事の出馬表明に自身の立憲民主党への離党届提出をぶつけるなど、何かと小池都知事を意識した戦略が目立ち、批判の声も上がっている。これには永田町関係者も「後出しジャンケンは戦略としては仕方ない。だけど挑戦者なんだから、もっと自分の政策を堂々と出していった方がいい」と苦言を呈した。

リセット封印で蓮舫氏は独自色を出すことができるか。

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