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【山口敏太郎の現代妖怪図鑑192】人間の夢を食べてしまう「夢くらい」

東スポWEB / 2024年6月19日 11時51分

夢くらい

オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第192回は「夢くらい」だ。

人間の夢を食べてしまう妖怪である。人間の夢を食べる霊獣といえば、「バク」が連想されるが、接点はない。同じような現代妖怪では、今回の連載ではまだ未収録の「夢鬼」というものがいる。

かつて大阪の小学生の間でその存在がささやかれた。学校の怪談系妖怪ともいえる。

その姿は、きれいな中年女性の姿をしており、夜の街を「夢はいらんかえ~、いらんかえ~」と言いながら練り歩き、購入を希望する人間が現れると、その人の見たい夢を売り付ける。夢を売り付けられた人物は、見たかった夢以外見ることができなくなり、最後は精神に異常をきたしてしまうと言われている。

最近は大阪だけでなく、関東地方に進出しているといううわさもある。

夢は起きている時に得た情報を整理するために見るものと言われている。その夢を食われてしまったら、精神的におかしくなっても仕方ないのかもしれない。

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