1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

大谷翔平 飛距離145メートルの超特大20号 チームは9回に満塁弾、3ランで大逆転勝ち

東スポWEB / 2024年6月19日 13時31分

超特大の一発を放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャースの大谷翔平投手(29)は18日(日本時間19日)に敵地デンバーでのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、6回に2試合ぶりの一発となる20号を放ち、5打数2安打2打点だった。打率3割1分6厘。チームは9回に5点差をひっくり返し、11―9で大逆転勝ちし、連勝を3に伸ばした。

信じられないドラマが展開したのは4―9の9回だった。マウンドは3番手の右腕キンリー。敗色濃厚だ。先頭パヘスが四球で歩き、ロハスが右前打。一死後、バルガスも四球を選んで一死満塁。ここで代打ヘイワードがカウント2―2からの6球目、内角低めの90・2マイル(約145・2キロ)のスライダーをすくい上げた。角度30度、打球速度99・5マイル(約160・1キロ)で右翼へ打ち上げるとポールを直撃する4号グランドスラム。飛距離381フィート(約116メートル)だった。

続く大谷は4番手の右腕ポドニクのカウント1―1からの3球目、ほぼ真ん中の91・3マイル(約146・9キロ)のチェンジアップを引き付けて逆方向へ。115・3マイル(約185・6キロ)の弾丸ゴロは左前へ抜けた。スミスが三振に倒れ、フリーマンの打席で暴投。大谷が二塁に進むとフリーマンが申告敬遠で二死一、二塁。打席はチャンスに強い4番T・ヘルナンデスだ。カウント1―2からの真ん中高めのフォーシームを振りに行ってバットを止めた。スイングと判定されても仕方なかったが、判定は「ボール」。判定に抗議したブラック監督が退場処分を受けた。続く5球目、真ん中低めの100・6マイル(約161・9キロ)のフォーシームを引き付けて右中間へ。角度24度、打球速度106・3マイル(約171キロ)できれいな放物線を描き、そのまま客席に飛び込んだ。逆転の18号3ラン。飛距離423フィート(約128・9メートル)だった。

敵地クアーズ・フィールドが大歓声に包まれたのは2―7の6回先頭だった。マウンドは先発の左腕ゴンバー。2ボールからの3球目、内角の83・9マイル(約135キロ)のスライダーにバットを振り抜いた。角度30度、打球速度113㍄(約181・9キロ)で中堅後方へ一直線。フェンスのはるか上を越えた。これで4年連続20号を達成、もちろん日本選手初だ。この時点で本塁打トップのブレーブスのオズナに並んだ。

飛距離476フィート(約145メートル)は今季メジャー最長。ヤンキースのジャッジが5月9日のアストロズ戦の8回に放った9号の飛距離473フィート(約144メートル)を上回った。

4―8の7回二死一、二塁は2番手の左腕ビークスと対戦。カウント3―1からの5球目、真ん中高めの94・4マイル(約151・9キロ)のフォーシームを中堅方向へ。角度17度、打球速度111・7マイル(約179・8キロ)の弾丸ライナーは頭上を越えたかと思われたが、中堅手・ドイルがダイビングキャッチ。客席からは歓声とため息が上がった。

完全な負けゲームを逆転勝ちしたドジャース。ベッツ、山本をはじめケガ人続出のチームを大谷がけん引している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください