【都知事選】石丸伸二氏が新橋駅をジャック！「ネットの勢いそのままと言ってもいい」

街頭演説を行う石丸氏

東京都知事選（２０日告示、７月７日投開票）に立候補を表明している前広島県安芸高田市市長の石丸伸二氏が１９日、ＪＲ新橋駅ＳＬ広場で街頭演説を行った。

お昼どきにも関わらずＳＬ広場には多くの聴衆が集まり、一時騒然となった。石丸氏は公約の３本柱として「政治再建」、「都市開発」、「産業創出」を打ち出しているが、この日、個別の公約を発表した。

安芸高田市のユーチューブチャンネルは、石丸氏と市議会の対立などをきっかけに注目を集め、チャンネル登録者数２６万人超えで、全国の自治体では最多となっている。一方、東京都の登録者数は約１７万人。その実績を踏まえ石丸氏は「（登録者数を増やすことは）簡単ですが、他の方では極めて難しいと思います。実際に今までできてないワケですから」と指摘。「ユーチューブチャンネル登録者数日本一を自分で自分から取り戻します」と宣言した。

また自身の公式ユーチューブチャンネル「石丸伸二のまるチャンネル」も「開設して数週間なんですが、早くも（登録者数が）１０万人を突破し銀の盾をいただけることになりました」と報告するなど、その勢いはすさまじい。

告示日を翌日に控え、石丸氏は「待ち遠しいですね。全候補者が楽しみにしている瞬間なんじゃないですかね」と目を輝かせる。この日も多くの聴衆を集め「ネットの勢いそのままと言ってもいいんじゃないですか。ものすごい勢いを感じています」と手応えを語った。

前日には小池百合子都知事と蓮舫参議院議員が公約を発表したが、感想を求められると「誰が考えたんでしょうか？ 小池さんも蓮舫さんもご自身でどこまで政策を練られたんだろうか？ 文章の中から感じた印象です」と述べた。続けて「私の公約については全部自分で考えています。もちろんアドバイスをもらってるところはありますが、自分の中で説明し切れない言葉はひと文字たりともありません。そこが一番の違いかな」とアピールした。