橋下徹氏 約３０年前に母親に免許返納を説得「母親の駐車場を明け渡してもらうのに…」

橋下徹氏

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が１９日、関西テレビ制作の情報番組「旬感ＬＩＶＥ とれたてっ！」に出演。高齢ドライバーの免許返納問題について言及した。

橋下氏は「なんとなく高齢者の方は事故が多いように見えますが、統計上は事故数は若年層の方が多いんです。ただ死亡事故は高齢者の方が多くて、若年層も死亡事故が多いんですが、こちらはオートバイで運転手自身が亡くなる事故が多くて、高齢者の方は、相手方を亡くしてしまうって事故が多いので死亡事故の質が違う」と説明した。

続けて「高齢者だけが事故を起こしているわけじゃない。高齢者を非難するような形でこの話を進めると絶対うまくいきません」とキッパリ。

橋下氏の母親は、約３０年前に６２歳で運転免許証を返納したという。「いつ返納したってことを確認するために電話したら、怒り沸騰で母親が『思い出すだけでも腹が立つ』って。６０歳前半で返納してるんです。『あんたも同じ年になったら返納せえよ』ってことをずっと言われてて。（危険運転の兆候は）まったくなくて。しょっちゅう孫を（車に）乗せて、しょっちゅういろんな所を放浪してたんですよ。ちょっとそれマズいんじゃないのって言ったのと、あと駐車場問題で、子供が増えたから２台欲しくなって、母親の駐車場を明け渡してもらうのに…」と明かすと、共演した東野幸治は「悪い話ですね」とにやりと笑った。

最後に番組ＭＣの青木源太から「（今月２９日が誕生日で）５５歳。７年後…」に返納するのかと聞かれた橋下氏は、アタフタしながら「時代と共に…」と言い訳をしようとし、共演した北斗晶と東野に両側から小突かれていた。