1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

大谷翔平超特大20号も… ドジャース〝疑惑の判定勝ち〟に非難殺到「歴史に残る大失態」

東スポWEB / 2024年6月19日 17時33分

9回、逆転3ランを放ったT・ヘルナンデス(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャースの大谷翔平投手(29)は18日(日本時間19日)、デンバーでのロッキーズ戦に「1番・DH」で出場。6回に今季メジャー最長となる145メートルの超特大20号ソロを中越えに放ち、ナ・リーグトップのブレーブス・オズナに並んだ。日本選手初となる4年連続の20号到達で、通算5度目の20本塁打は松井秀喜に並ぶ日本選手最多タイ。チームは4―9の9回に2本塁打が飛び出し、11―9で大逆転勝ちし3連勝を飾った。

ただ、9回のミラクル劇をめぐって米メディアが紛糾している。5点を追うドジャースは一死満塁からヘイワードが右翼ポール直撃の満塁弾を放って1点差に。大谷が左前打で出塁したが、スミスは三振に倒れ二死となった。続くフリーマンは申告敬遠。二死一、二塁からT・ヘルナンデスは2ストライクまで追い込まれた。そして右腕ボドニクが投じた159キロ直球にハーフスイング。反撃及ばず試合終了かと思われたが、一塁塁審の判定は「ノースイング」で、ベンチで怒りをあらわにしたロッキーズのブラック監督は退場となった。

判定に救われたT・ヘルナンデスは次の5球目の161キロ直球を右中間席へ運ぶ逆転3ラン。まさかの展開にロッキースの本拠地は騒然となった。

スポーツ専門チャンネルESPNはT・ヘルナンデスがスイングしている真横からの写真を掲載し「物議を醸した判定がドジャースの勝ち越し本塁打につながり、ロッキーズが激怒」と報じ、「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「ドジャースは吹っ飛んだ判定で9回に逆転勝利」と伝えた。

一方、ロッキーズの地元紙「ザ・デンバー・ポスト」は「歴史に残る大失態。論争と激怒が渦巻いた」と判定への怒りをストレートに表現。ブラック監督の「スイングを見た。チェックスイング(ハーフスイング)だ」という指揮官と「みんな(スイングを)見ていた。私は右翼からよく見えた」という右翼手・ケイブのコメントを添え、判定に異議を唱えた。

「彼ら(ドジャース)は野球界で最高のチームの一つですが、私たちは彼らに勝っている。私たちの投手は必死に頑張っている。空振りであの試合は勝った」(ケイブ)

また、ロッキーズTVで実況を務めるドリュー・グッドマンアナウンサーはT・ヘルナンデスの打球がスタンドに飛び込むと「冗談じゃない!」と激高。ドジャースにしてみれば劇的な一夜となったが、勝利を〝消された〟ロッキーズにとっては後味が悪すぎる敗戦となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください