ベッカム夫妻の新刊伝記が発売 ヘンリー王子、メーガン妃と絶縁状態になった理由が明かされる

デービッド・ベッカム氏（ロイター）

元イングランド代表ＭＦデービッド・ベッカム氏夫妻についての新刊が新たに発売され、ヘンリー王子とメーガン妃との友情関係が破たんした「本当の理由」が明らかになった。英紙エクスプレスが１９日に報じた。

王室専門作家のトム・バウアー氏の新刊でベッカム夫妻の人生を振り返った「ザ・ハウス・オブ・ベッカム」は２０日に発売される。同書によると、メーガン妃がベッカムの妻ビクトリアと出会ったとき、すぐに良好な友人関係を築いたという。スパイス・ガールズのメンバーだったビクトリアは、当時ヘンリー王子の婚約者だったメーガン妃に美容のアドバイスさえしたほど親密だったようだ。

しかし、バウアー氏は２人の友情が、マスコミへの情報漏洩をきっかけに２０１７年ごろからに冷え始めていたと主張している。ヘンリー王子がベッカム氏が情報を外部に漏えいしているのではないかと疑ったことで、２人の関係に最初の亀裂が生じたという。英国メディアがメーガン妃の生活について調査を続ける中、メーガン妃はその記事に激怒したとされている。

ヘンリー王子とメーガン妃は当初、漏えいの責任はビクトリアにあると責めていたと言われており、ヘンリー王子はビクトリアに厳しい口調で電話をしたとされ、ビクトリアはその主張を強く否定した。最終的には専属の美容師が責任を追及される結果となっている。

バウアー氏によれば、この事件は両夫婦の不和の始まりにすぎなかったという。ベッカム夫妻は結局、１８年にヘンリー王子夫妻の結婚式に出席したが、現在彼らの関係は絶縁状態で「もはやかつてないほど冷え込んでいる」と言われている。新刊の内容が明らかになれば、まだまだスキャンダルな話題が飛び出しそうだ。