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小池百合子氏と蓮舫氏が神宮外苑再開発でバトル「いったん立ち止まる」「緑は増える」

東スポWEB / 2024年6月19日 20時22分

(左から)石丸伸二氏、小池百合子氏、蓮舫氏、田母神俊雄氏

東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に向けて立候補予定者4人の共同記者会見が19日、都内で日本記者クラブ主催のもと開催された。参加したのは石丸伸二・前安芸高田市長、小池百合子都知事、蓮舫参院議員、元航空幕僚長の田母神俊雄氏の4人だった。

石丸氏は「政治屋の一掃」をアピール。「『恥を知れ、恥を』が国民の思い。東京が変われば日本が変わる」と訴えた。小池氏は2期8年の実績を武器に「東京大改革の歩みを進める」と宣言。蓮舫氏は若者の手取りを増やすことを主張し、「東京都の行政改革を進める」と持ち味を生かすと意気込んだ。田母神氏は「公約を掲げても実行できなければ意味がない」と実行力で政治家を選ぶべきだとした。

質疑応答では蓮舫氏が争点としている神宮外苑再開発への見解が問われた。蓮舫氏は「いったん立ち止まる。もう一度、厳格に検証したい」と主張すると、小池氏は「これが争点になると言ったが、なりません。今、立ち止まっているから」と反論。都の事業ではないことを強調した上で、「樹木の本数は増え、緑の比率も増える。争点にならない」と話した。

石丸氏は基本的な考えは小池氏と同じとしつつ、米ニューヨークの例を出し、「確かに都会の中の自然の重要性は感じた。人と自然の調和は重視する」と語った。田母神氏は「外苑は都民にとっても神聖な場所。できるだけ残した方がいい」と再開発反対の考えを示した。

意見が出そろったところで今度は蓮舫氏が小池氏に反論。「緑が増えると言ったが、増え方の問題がある。100年かけて守ったものを新しく植え替えてもまた100年かかる」と指摘。小池氏は事業者に対して樹木の保全計画を要請しているが、「まだ(返事が)来ていない。再要請していないのはなぜなのか。争点にしないなら、都知事名で再要請してほしい」と迫った。

共同会見は4人のみだったが、都知事選には50人以上が出馬すると見られている。

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