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【ノア】丸藤正道は〝雑音〟封じられるか AJスタイルズと大一番決定も「引退騒動」再燃

東スポWEB / 2024年6月20日 5時12分

コーナーの秋山(左)を責める丸藤

〝雑音〟を封じることができるか。ノアの7月13日東京・日本武道館大会で、世界最大団体「WWE」の〝フェノメナール〟ことAJスタイルズ(47)と一騎打ちする〝天才〟丸藤正道(44)の周囲が騒がしくなっている。16日のカード発表後は世界のプロレス界で話題を呼んだ一方、丸藤の〝引退騒動〟が再燃する事態に。大一番が決まった胸中はいかに――。

ドリームマッチが決まった丸藤は「世界のトップクラスの選手にどれだけ自分が通用するか、楽しみでしょうがない」とはやる気持ちを抑えきれなかった。しかも今回は、WWE側からの指名でAJの対角に立つ。「素直にうれしい。会社の規模という点では正直、全く違う。それでもそこを引き合いに出さず言ってくれたのがね。お互いがリスペクトする試合になる? でもそこに勝負論はあるし、負けられない」と拳を握った。

ノアとしても重要な一戦になる。WWEとの関係強化を掲げ、丸藤VSAJを第1弾と位置づけるからだ。「WWEもこの一戦をしっかり見ると思う。それで指名してもらった俺がしょっぱかったら『ノアってどうなんだ?』ってなってしまう可能性がある。責任重大ですよ。みんなで歯車を合わせようとつくり上げてくれている中で、俺がその歯車の回転を加速させるような試合をしたいと思います」と約束した。

一方で、思わぬ余波が広がっている。発端は拳王の「X」(旧ツイッター)だ。7・13日本武道館は丸藤vsAJがセミで、メインは王者・清宮海斗VSYOICHIのGHCヘビー級王座戦になったことについて「丸藤くん引退ロードはどうなったんだ?」と投稿。ここから賛否両論の声が出ている。

1月2日有明大会では拳王vs征矢学のGHC戦を差し置き、丸藤vs飯伏幸太がメインに据えられた。その際、団体側は丸藤が音声配信サービス内で「5年後には引退する」と明言した事実を挙げ〝引退ロード〟としてメインにしたと説明した経緯があるからだ。

その後、引退を撤回している丸藤は「俺は(引退すると)公式に言ってないんですよ。言うなれば、お金を払って聞くラジオでポロっと言って、それが表に出ただけで。会見を開いていなければマイクで言ったわけでもコメントで言ったわけでもない」と非公式の発言が一人歩きしたと説明。「それを今(SNSで)『撤回しろ』だの『会見しろ』だの『謝罪しろ』だの言われて…」と困惑の表情を浮かべた。

だが、振り回されている場合ではない。「くだらない話が追いつくレベルの相手じゃないんで。試合順がどうとか、そういう次元じゃない。AJスタイルズの言う通り、フェノメナールな戦いなんですよ」。世界トップの戦いで方舟を大きく前進させる。

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