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笑福亭鶴光ラジオで〝不適切〟謝罪の波紋 主犯の番組スタッフが「やらかした」背景

東スポWEB / 2024年6月20日 5時28分

笑福亭鶴光

落語家の笑福亭鶴光(76)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」(以下、ゴールデン)の替え歌騒動の舞台裏が明らかになってきた。替え歌で不適切表現をしたのは、鶴光ではなく番組スタッフ。ピンク・レディーの3曲メドレーで繰り出した。関係各所への取材で騒動を追跡した。

ニッポン放送は16日の声明で、「ゴールデン」3月15日放送について「ピンク・レディーの複数曲の替え歌を放送しました」と切り出し、「その歌詞の内容はあまりに低俗であり、公共の電波で流すには著しく不適切なものでした」と説明した。ピンク・レディーの楽曲制作で名コンビだった作曲家で現文化庁長官の都倉俊一氏(75)、作詞家で故阿久悠さんの両名や関係者に対して謝罪。ただ、鶴光はそもそもトークが「低俗」で「ゴールデン」も〝低俗番組〟を売りにしており、ニッポン放送の謝罪にSNS上では疑問や応援が寄せられる事態になった。

声明では、「ゴールデン」で誰が、ピンク・レディーの何の楽曲で替え歌を歌ったかは触れていないが、真相が明らかになってきた。ニッポン放送関係者の話。

「替え歌を歌ったのは、リスナーにはおなじみの番組スタッフです。これまで替え歌コーナーがあり、有名なシンガー・ソングライターやアニメの楽曲で性的表現を交えた替え歌を歌い、リスナーに好評でした。3月15日放送では終盤に替え歌コーナーがあり、ピンク・レディーの『UFO』から始まる計3曲のメドレーで替え歌を熱唱。『UFO』の出だしからキツい性的表現に替えました。3曲とも都倉、阿久両氏の作詞作曲です」

ほどなくして局内がザワつき始め、外部からクレームが寄せられたとされる。

ラジオ番組は放送後、追っかけ再生で聴けるタイムフリー機能があるが、「ゴールデン」では「3月19日ごろに」(前出関係者)タイムフリーで聴いても替え歌コーナーに差し掛かるとカットされた。

当該の替え歌が「あまりに低俗」になった背景も浮かび上がってきた。

「ゴールデン」は「ナイターオフ」に放送される番組。ナイターオフとは、ラジオ各局でプロ野球のナイターが中継されない期間、つまり秋~翌春を指す。「ゴールデン」は例年、10月~翌年3月ごろに放送されており、23年度は3月28日放送が最終回だった。

「最終回を目前に控え、番組スタッフもサービスしたかったようで、結果的に性的表現が過ぎたわけです」(前出関係者)

複数の関係者の間では、都倉氏側がニッポン放送に対し、当該の替え歌をめぐり事実確認したとの情報が流れている。

都倉氏の事務所に取材すると、同氏の楽曲著作権管理会社に対応を一任。同社は取材への回答は控えるとした。

ニッポン放送に取材で複数の質問をしたが、「既に弊社ホームページにて公表させて頂いたとおりですので、個別のご質問に対する回答は控えさせて頂いております」などと回答した。

熱狂的なリスナーを抱える「ゴールデン」は今後、放送されるか。

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