1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【広島】鉄腕・島内颯太郎 自らに課す〝必須ノルマ〟とそれを可能にする「調整法」とは

東スポWEB / 2024年6月20日 6時8分

今年もフル稼働の広島・島内

球界で最もフル稼働している男の譲れない数字とは――。首位で21日のリーグ戦再開を迎える広島では昨季、最優秀中継ぎ投手の広島・島内颯太郎投手(27)がさらなるタフネスぶりを発揮している。

交流戦を終え、12球団トップの31試合でキャリアハイの昨季を上回る登板数。61試合を消化した赤ヘル軍団で年間約72試合ペースだ。昨季を越える登板量をこなせる状態を維持できているのは、オフの調整が成功した証しでもある。

昨オフはシーズンの疲労を取り除くためのリカバリーと、翌シーズンにむけての強化にメリハリをつけた。年末まで一切ボールを握らず、キャッチボールもなし。一昨年までは「球場に来たら毎日キャッチボールをしていた」と、オフでも3日に1回は塁間程度の距離を投げていた肩を徹底的に休ませた。

その間、一昨年から取り組むウエートトレーニングと肩周辺のインナーマッスルを重点的に強化し、ボールを握ったのは新年の合同自主トレ開始からだったという。新たな試みに手応えを得られたのは、2月のキャンプでブルペン入りした際「傾斜使って投げた時に『いいな』という感覚を持てた」。さらなる進化に自信を持つことができたという。

今季の右腕には〝必須ノルマ〟がある。2年連続となるシーズン50試合(以上)登板だ。「いろんな中継ぎ投手を見ていますけど、1シーズンだけではなく毎年毎年、連続して結果を残すということは簡単ではないと思う。自分にはまだない〝2年連続〟を達成して、自分にさらに自信をつけ、そこから何年も…というのは、今後のキャリアの目標にしていきたいところでもあるので。まずはそこ(50試合)をクリアしたい」

名実ともに球界を代表する鉄腕リリーバーとなるべく、鯉の「勝利の方程式」を担う男は、着実にその歩みを進めている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください