1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

山口組系組員2人を〝手りゅう弾投げ込み〟で逮捕 複雑に絡み合う池田組との「因縁」

東スポWEB / 2024年6月20日 6時10分

組員2人を逮捕した(写真はイメージ)

4月18日に岡山県倉敷市の特定抗争指定暴力団池田組の幹部(当時)の住宅に手りゅう弾を投げ込んだとして、県警は19日、爆発物取締罰則違反(使用)容疑などで、ともに特定抗争指定暴力団山口組系組員の池上龍太郎容疑者(63)と田邊光容疑者(31)を再逮捕した。

県警は2人が住宅を池田組元幹部のものと考え襲ったとみている。住人は外出しており、けが人はいなかった。

再逮捕容疑は共謀して4月18日、倉敷市玉島上成の住宅に手りゅう弾を投げ込み、壁や窓ガラスを壊した疑い。住宅近くの防犯カメラには、走行していた乗用車から手りゅう弾が投げ込まれる様子が写っていた。2人はこの車に盗んだナンバープレートを使用し、プレートを保管したとして、5月に盗品等保管容疑で逮捕された。6月18日、窃盗罪に切り替えて起訴された。

池田組は岡山市に本部を置く独立組織。住宅を襲われた元幹部は当時、池田組だったが、5月に池田組から破門され、同月には岡山県警に引退届を提出した。

元暴力団関係者は「元幹部は現在カタギで、襲撃された当時には、すでに池田組と距離を置いていたそうです。住宅襲撃ありなし関係なく、破門は決まっていたと思われます」と語る。

不在時に住宅を襲撃されたのは、山口組からの報復だった可能性がある。元幹部は、今年1月に愛媛県で発生した〝スターバックス射殺事件〟で、3月に殺人容疑で逮捕され、起訴されている池田組若頭の前谷祐一郎被告の兄弟分。前谷被告は、職業不詳の石川雄一郎さんを射殺したとされているが、石川さんはもともと前谷被告の舎弟分だった。しかし、石川さんは池田組から山口組に移籍したことや個人的なトラブルなどがあったという。

「前谷被告がケジメとして個人として自ら撃った。形としては、池田組幹部が山口組関係者を撃ったことになり、報復があると言われていました」と同関係者は指摘している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください