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ヤンキースのフアン・ソト「FA問題」 大谷翔平に匹敵する大争奪戦はぼっ発するか

東スポWEB / 2024年6月20日 6時11分

ヤンキースのフアン・ソト(ロイター=USA TODAY Sports)

好調なヤンキースにとって最大の難題と言えそうだ。18日(日本時間19日)現在で51勝24敗、ア・リーグ最高勝率の6割8分を誇り、同東地区首位の座もキープ。そんな今季のヤンキースを支える原動力となっているのが、強打者のフアン・ソト外野手(25)だ。同日現在で打率3割1分3厘(リーグ3位)、18本塁打(同4位タイ)、55打点(同3位)、出塁率4割3分6厘(同1位)、長打率5割8分8厘(同2位)とトータル的に見ても全ての項目で抜きんでた数値を残している。

ソトは昨年12月に大型トレードでパドレスから加入。今季終了後にはFAとなる。ヤンキースのオーナーを務めるハル・スタインブレーナー氏はソトについて「ピンストライプのユニホームを着ている姿を彼の残り大半のキャリアでも見てみたいと考えている」と地元メディア「YESネットワーク」のインタビューに応じる形で発言。ヤンキースが大枚をはたいてソトと超大型契約を結ぶ可能性がささやかれ始めているが、懐疑的な目を向ける米メディアも複数ある。

そのうちの一つ、米スポーツノートは19日に「フアン・ソトとの再契約のためにヤンキース側には〝超えない値段〟がある」と題した記事を配信している。その記事の中で米全国紙「USA TODAY」の敏腕記者ボブ・ナイチンゲール氏らが「ソト側がヤンキースとして支払える額よりもリミットオーバーの額を要求をしてくる可能性がある」と指摘している点をクローズアップ。ソトの代理人で「剛腕」の異名も持つスコット・ボラス氏がメガディール(巨額契約)を要求してくるかもしれないと分析している。

そうなると今シーズン中のヤンキース側との下交渉が暗礁に乗り上げ、ソトが今オフにFAとなった際には多くの球団が獲得に名乗りを上げることは容易に想像がつく。昨オフのドジャース・大谷翔平投手(29)の争奪戦に匹敵するような大フィーバーが今季終了後のストーブリーグで沸き起こるかもしれない。

だが、ナイチンゲール氏は「オオタニの価格が高騰したのと同じようなソトへの入札合戦は起きないと考えている。ウワサされているような総額6億ドル(約947億3000万円)クラスの契約など、さすがに問題外だ」とみている。前出メディアの米スポーツノートもメガディールに跳ね上がるソトに興味を示すのはヤンキース以外なら、メッツかジャイアンツの数球団のみで「入札合戦にはならないだろう」と予想している。

ヤンキースではアーロン・ジャッジ外野手(32)が2022年オフに9年契約で球団史上最高額となる3億6000万ドル(約568億4000万円)のメガディールを締結している。確かにヤンキース側が看板選手のジャッジを超えるような新契約をソトに提示するとは考えにくい。こうした背景を踏まえた上で米スポーツノートは「興味深い冬になる」との言葉で締めくくっている。

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