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【阪神】岡田監督が不振の森下翔太に異例の打撃指導「今のうちにちゃんとした打ち方覚えたらな」

東スポWEB / 2024年6月20日 9時25分

森下翔太を三塁ベンチ前に呼び出し、打撃指導を行った岡田監督

阪神・岡田彰布監督(66)が19日に甲子園球場で行われた全体練習で、直近6戦25打数4安打と不振にあえぐ森下翔太外野手へ打撃指導を約60分、直々に施した。

ハッキリ言うて異例すぎる光景やった――。「珍しいいうか初めてよ。俺、グラウンドで(直接選手に)指導するなんか初めてよ。監督になってからな。前の時も一回もしてない」と指揮官が本人も振り返った通り、岡田監督は選手に直接指導を施さないことで有名。そんな老将が三塁ベンチ前に虎の若き背番号1を呼び出し、打撃フォームの抜本的な改善を促した。

「右手はこう返すんよ」。「そんなんオマエ、高めなんか絶対当たらんやん!」。「腰が先やで」。「今みたいな感じでええねん。おーん」。バットの入射角、腰の回転、手首の返し方――。年齢差40歳以上の熱血指導はいつまでも続く。ついに岡田監督は自らバットを手に手本のトス打撃まで披露。御年66歳とは思えぬほどキレのいいスイングを披露し、至近距離から見守っていた虎番たちの度肝まで抜いた…。

練習メニューを全て消化した後、報道陣の取材に応対した岡田監督は「ちょうど試合もないからな。早よ手を打たないと打てへんもん。これからアイツが長いこと野球をする上でな、今のスイングじゃ絶対無理よ。おーん。ハッキリ言うたるけど」と森下の状態の悪さを長く問題視していたと説明。「一番伸びしろがあるしな。まだ2年目やん。今のうちにちゃんとした打ち方覚えたらな。ええスイングを染み込ませたらそれで打てるわけやから」と親心をにじませつつ、直接指導に踏み切ったと語った。

阪神は首位・広島と2・5ゲーム差の2位で今週末からのリーグ戦再開を迎える。岡田監督は翌20日から、ファーム再調整中だった大山、ゲラを一軍に合流させる考えも明かした。

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