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W杯出場諦めていない!元日本代表GKシュミット「支えてくれる妻の言葉が励み」

東スポWEB / 2024年6月20日 11時11分

元日本代表GKシュミット・ダニエル

日本の守護神となれるか。ベルギー1部ヘントの元日本代表GKシュミット・ダニエル(32)が本紙インタビューに応じた。昨季途中にベルギー1部シントトロイデンから同1部ヘントへ移籍。しかし、新天地では公式戦10試合の出場にとどまり、難しいシーズンを過ごした。それでも、決して悲観はしていない。不遇の時期の心の支えとなった家族の存在、W杯や代表復帰への思い、パリ五輪に出場するU―23日本代表に関する意外な見解などについて本音で語った。

――昨秋から英会話スクール(英語コーチングスクール「トライズ」)を利用。きっかけは

シュミット チームにいるネーティブの選手と話す時に、気を使われているのを感じて自分で話せるようになりたいと思った。以前より言葉がスラスラ出るようになったのは感じる。

――昨季を振り返って

シュミット(昨年の)夏に移籍がなくなって、それから試合に出られない日々が続いた。苦しい半年。移籍先(ヘント)でも最初の何試合しか出られなくて、チームの成績が落ちていくことにも責任感を感じるようなシーズンだった。

――苦しい時期を過ごした

シュミット やっぱり(試合に出られなくても)誰かが見てくれているというのを信じてやっている。自分の目標に向かって愚直に努力し続けるというのをやってきた。

――夫人のサポートも大きかったのでは

シュミット 支えという意味では、妻からの支えが一番。僕が沈んだ時には「今乗り越えれば、いい未来が待っている。ダン(ダニエル)なら大丈夫」と声をかけてくれる。大学時代から付き合ってて、これまで2人で乗り越えてきた。プロ駆け出しの試合の出られない時期も知っている。そういった時を見ているから彼女がかけてくれる言葉には説得力があってそれが励みになっている。

――ちなみに、一番好きな手料理は

シュミット なんでもうまいんですけど、意外とポテトサラダが好きかな。

――家庭では父親としての顔もある

シュミット 2人の娘を見ると安心する。娘たちがちゃんとした将来を持てるように頑張るのが父親の役目。本当に頑張ろうと思わされる存在です。

――W杯や代表復帰への思いは

シュミット もちろん次のW杯に選ばれたい。前回のW杯(カタール大会では出場機会なし)で、よりピッチに立ちたいという思いが強くなった。まだまだ諦めていない。まずはチームで結果を出すことに集中して、結果を出して初めて日本代表が副産物としてついてくると思っている。

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