水卜麻美アナ ２４時間テレビ継続を宮崎吾朗氏に相談「厳しいお言葉をちょうだいしました」

水卜麻美アナ

日本テレビの水卜麻美アナウンサーが２０日、同局の情報番組「ＤａｙＤａｙ．」に生出演。今年の同局のチャリティー番組「２４時間テレビ４７」（８月３１日、９月１日放送）について語った。

水卜アナは「ＤａｙＤａｙ．」の前に放送された「ＺＩＰ！」で、「２４時間テレビ４７」の今年のテーマ「愛は地球を救うのか？」を発表。「ＤａｙＤａｙ．」にも登場し、昨年１１月に発覚した寄付金の着服問題を謝罪した。

元ＮＨＫの武田真一アナから「どんな番組にしようというふうに考えていますか？」などと問われると、水卜アナは「今回のことで信頼を裏切ってしまった。そして時代の流れとともに２４時間テレビが求められているもの、役割も変わってきていると思います」と答えた。

続けて、番組出演者や寄付をしてくれた人などについて「皆さまのことを傷つけてしまったということが何よりも心苦しくて、心から申し訳なく思っています。この気持ちをどうしたら２４時間テレビで伝えられるか。信頼を少しずつでも回復できるのかというのは、なかなか簡単に見つかる答えではなくて、今も議論を進めているんですけど」と明かし、「真摯に向き合っているという姿を伝えられれば。今は検討の途中という状況でございます」と話した。

また、今年のチャリＴシャツのデザインを担当したスタジオジブリについて「時代が抱える問題を繊細に感じながら、作品を作り続けていらっしゃった日本テレビの大切なパートナーであります」と説明。

同スタジオの鈴木敏夫プロデューサーに相談したところ「難しいテーマだけども、宮崎吾朗くんなら相談に乗ってくれるかもしれない」と、宮崎駿氏の長男・吾朗氏を紹介されたという。

水卜アナは「私たちは宮崎吾朗監督に、この番組が置かれている厳しい状況と悩みに関しても、お話をしました。宮崎監督からは厳しいお言葉をちょうだいしました。ですがその日の夜、私たちのもとにこういった絵が届きました」と説明し、チャリＴシャツのデザインを紹介。

デザインには、「愛は地球を救うのか？」「僕はわからない」「君はどう思う？」という言葉がつづられている。